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相手を説得するなら、まず、提案してみませんか?

相手を説得したい!
言うとおりに動いて!


人は、おうおうにして
「相手を自分の思い通りに動かしたい」
と考える生き物です。

そういうときに、あなたは
どういった説得方法を取りますか?

もしかして、
厳しい言葉で相手を説得していませんか?

たとえば…

「もっと、○○しなさい!」
「明日までに○○やっといて」
「どうして、○○できないの?」

こういった言葉です。

俗にいう…
「命令形」と呼ばれる言葉です。

「命令形」と呼ばれる言葉は、
よほどの信頼関係がないと
関係性が破綻(はたん)しやすいので
注意が必要です。

では、自分の思い通りに動いてほしいなら
どう相手に伝えればいいの?

答えは、「提案する」という伝え方です。

「○○しなさい」

ではなく…

「○○という方法もあるよ」

と提案してみること。


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どういった人でも相手から
「命令形」のキビシイ言葉使いを
されてしまうと、一度はムッとなります。

心のなかで…

「そこまで言わなくていいじゃん」
「なんだ、こいつ?」
「自分の立場を都合よく使いすぎ…」

そういった反骨精神が芽生えます。

普段の生活で信頼関係ができているなら、
キビシイ言葉で言われたところで

「しょうがない…」
「この人が言うならば」
「自分が間違っていた」

と、考えをあらためる
論理的思考が働きます。


まぁでも…キビシイ言葉は、
ほとんど嫌がられます。

感情的に言われれば、
言われた側も感情的に物事をとらえます。

キビシイ感情でぶつかってきたなら、
キビシイ感情でぶつかり返します。

いくら相手の言っている内容が正しくても
相手の非を見つけようとたくらみます。

なぜなら、キビシイ感情で言われたから。

「ものの言い方があるじゃん!」

と、感情的になるんです。


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じゃ、相手に納得して
動いてもらうにはどうするか?

「自分の考えを提案として相手に伝える」

これです。

一方的に「あなたはこれだけしてなさい」
という命令形は相手に選択肢を与えず、
不快感しか生み出しません。

弱者であったり、立場的に弱い人なら、
それでもいいときはありますが…
(もちろん、言い方も考えましょう)

そこで!

相手に選択肢を与える伝え方
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提案する

この図式がおススメです!

相手に選択肢を与える方法は、
相手からすると「尊重されてる」
という気持ちを生み出します。

なので、提案であれば受け入れやすく、
ひとつの候補として考えてくれます。

選択肢の一部なので
自由に選べる気持ちもあり、
ラクに受け止めてくれます。

もちろん、
実行するかしないかは相手しだい。

そこは我慢比べです。

実行してくれれば儲けもんぐらいで、
気長に待つのが正解。

実行してくれれば、
こちらの勝利みたいなものですから。


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相手が自分の言うことを聞いてくれない。

そう感じたなら、どこか相手に求めすぎて
キビシイ感情をぶつけてしまっている
かもしれません。

相手も人間です。

感情で動く生き物です。

だからこそ、相手の存在価値を尊重する
「提案する」という伝え方が効果的です。

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
では、また。


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