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「上京物語/喜多川泰 著」一人暮らしをする君へ。父から息子へ向けたメッセージ

先日、社会人2年目で転職活動中の友達と話している中で、とある一冊の本を思い出し、オススメしました。

「上京物語」という本です。

僕が人生を考えるきっかけになった本のひとつなので、紹介しようと思います。

1.はじまり

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この物語は、成功者になることを心から夢見る、ある一人の青年のライフストーリーである。
引用:上京物語

初めて読んだ時は、自分の人生が書かれているようで、思わず1日で読み切ってしまいました。

何も考えずに生活していった先の現実を、疑似体験したような感覚になり、良い意味で焦りを感じます。

2.成功とは

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真の成功者として本当に幸せな人生を贈りたければ、今まで育ってきた中で知らないうちに身につけてきた常識の殻をやぶって、その殻の外側から、今の常識で生きている人たちがいかに成功とはほど遠い非常識な生き方をしているのかをしっかり観察するといい。
引用:上京物語

本作品は「父親が息子に伝えたメッセージ」という構成で、父親が経験し気づいた大事なことが、たくさん書かれています。

著者がまるで本当に本作のような人生を歩んできたかのような、経験から来るメッセージに心打たれます。

3.著者

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1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。’98年に横浜で、笑顔と優しさ挑戦する勇気を育てる学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視した、まったく新しい塾として地域で話題となる。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』にてデビュー。2作目となる『君と会えたから…』は10万部を超えるベストセラーとなった。その後も『手紙屋』『手紙屋 蛍雪篇』『「福」に憑かれた男』『心晴日和』など次々と作品を発表。
引用:喜多川泰 official web site

調べてみたところ、著者の喜多川さんは聡明舎という学習塾を創立して以来、作家を中心に活動をされているようです。

著作一覧
きみを自由にする言葉 2020/06/05
楽しいことを望むのではなく 起こることを楽しんで生きる 2020/03/17
運転者 2019/03/19
ソバニイルヨ 2017/12/09
きみを自由にする言葉 2017/11/11
きみが来た場所 2017/01/26
秘密結社Ladybirdと僕の6日間 2017/01/10
株式会社タイムカプセル社 2015/11/19
書斎の鍵 2015/06/03
福に憑かれた男【文庫】 2015/03/10
One World 2014/10/22
ライフトラベラー 2013/08/13
引用:喜多川泰 official web site

執筆した作品は現時点で20作以上。

2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』は、2013年9月に映画化もされているようです。

Official Websiteでは、ブログも公開されています。

まとめ

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この本を読んで、ただ目の前のことに一生懸命取り組むだけではなく、将来を見据えて行動する大切さを学びました。

詳細はぜひ、本作品を読んでみてください。
(Amazonプライム会員だと、無料で読めるようです。2021/8/5時点)

多くの人に読んで欲しい作品です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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