見出し画像

華麗なる高校デビューを果たし、僕の人生は大きく前進しはじめた。

コンプレックスの塊だった僕は、自分を変えるために、誰も知り合いがいない高校に進学しました。

結果的に進路をミスってしまいましたが、僕はせっかくの高校生活を楽しむことにしました。

1.才色兼備の姉と人気者の妹

画像5

中学校まで地味な日々を送っていた僕に対して、才色兼備の姉と、向かう所敵なしの妹は人気者で、華やかな中学校生活を送っていました。

美女姉妹に挟まれた僕は、コンプレックスの化身となっていました。

そんな僕を見かねた姉と妹は、僕の改造計画を始めました。

まさひろさ、美容室に行って
「カッコよくしてください」って言ってきなよ。

「美容室!?」

髪を切るときは、近所の床屋に行って、スポーツ刈りにしてもらうことがお決まりだった僕にとって、美容室は女子が行くところだと思っていました。

抵抗がありながらも、一歩踏み出すきっかけになったのは、電車通学になって出会った他校の子への恋心でした。

他校のあの子を振り向かせたい一心で、僕は美容室に行くことを決めました。

2.初めての美容室

画像1

美容室に行って、姉から言われた通り、「カッコよくしてください」とスタイリストさんへ伝えました。

オッケー任せて!

美容師さんは僕の頭を触りながら、色々とアドバイスをくれました。

いい天パだね。
伸ばすといい感じになりそう。

「え!そうなの?」

僕は元々天然パーマで、髪を伸ばすとアフロヘアーになると思い込んでいたので、髪を伸ばしたことがありませんでした。

美容師さんにすべてを託し、髪を伸ばすことを前提として、カットしてもらいました。

僕の髪型はおしゃれショートカットになり、美容師さんがワックスを使って髪型を整えてくれました。

「おお!新しい!」

僕は新しい自分に生まれ変わった気持ちでワクワクしていました。

そして美容師さんは、この髪型を再現するために「ワックスの使い方」について、レクチャーしてくれました。

僕は毎日家で練習して、ヘアカタログを買って勉強して、ワックスの付け方をマスターしました。

3.縮毛矯正

画像2

伸び始めた僕の髪は、やはり天パを発揮し、くるくるしてスタイリングが上手くできなくなりました。

次のステップとして、美容師さんはこんなことを言いました。

前髪と襟足だけ縮毛矯正してみない?

美容師さんの言うことは「はい!Yes!ごもっとも」状態だった僕は、言われるがままに、縮毛矯正をしました。

すると、フェイスラインがきれいに仕上がり、ミディアムヘアくらいの長さになってきました。

4.夏休みに入り

画像3

少しずつ髪が伸び始めた僕を見て、姉と妹はこんなことを言いました。

髪、染めちゃおっか!

「マジか!」

髪を染めるなんて、ヤンキーのやることだと思っていました。

高校一年生の夏休みの間だけ、髪を染めることにしました。

お風呂場でカラーリングを行い、茶色に染まった髪は、太陽の日を浴びると赤茶色に光っていました。

「かっこいい・・・」

ジュノンボーイが流行っていた当時、僕は小池徹平くんを意識したヘアスタイルに仕上がりました。

最後にまゆげも整え、僕は中学校時代の友達から気づかれないレベルの風貌となり、高校デビューを果たしました。

まとめ

画像4

中学校までスポーツ刈りで、えなりかずきさんのような見た目だった僕は、イメチェンし小池徹平さんのようになりました。

大袈裟のように聞こえるかもしれませんが、本当の話です。

当時の写真を見たい人は、直接お会いする機会があればお見せします。

通学電車ですれ違う他校の女の子を振り向かせたい一心で、僕は華麗なる高校デビューを果たしましたが、呆気なく振られてしまいました。

その代わり今までにない自分を手に入れることができ、彼女もできて、新しい自分を手に入れました。

続きはまた次回、お話しようと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

◆自己紹介はこちら♪


この記事が参加している募集

自己紹介

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?