努力してやり続けたことは、いつか必ず自分の役に立つ。
僕は映画が好きで、子供の頃はずっと映画を観て育ちました。
10代の頃は、TVで放送される映画を観ることはもちろん、週末になるとTSUTAYAでDVDを借りためて観る毎日。
役者時代は、多い時で週8本くらい映画を観ていました。
映画館でファーストデーの時は、1日3本観ていたこともあります。
いざおすすめ映画を聞かれた時に思い出せるようにと、このnoteにおすすめ映画を書き残しています。
ただ最近、「今まで何を見たっけ?」と、たくさん映画は見たけど、《具体的に何を見てどう感じたか》までは思い出せないなと感じていました。
そんなことを考えていると、昔俳優のレッスンの宿題で、今まで観た映画をノートに書いていたことを思い出しました。
そして、その時のノートを見つけました。
今回は、この映画記録ノートについて思ったことを話そうと思います。
1.俳優時代に課された宿題
僕が23歳の頃の話です。
当時、俳優事務所に所属し、毎月レッスンを受けていました。
その中で、とある宿題を出されました。
有名な俳優さんほど、たくさん映画を観て研究しています。
色んな映画を観ていると、「あの映画のあの俳優さんのあの役の時をイメージして」という感じで、芝居の幅も広がってきます。
この宿題には、これから俳優として勝負していくためにも、たくさん映画を観て、観た映画について話せるようにしようという意図がありました。
なるほどなるほどと思いながら、その日から映画記録ノートを書き始めました。
2.映画記録ノート
いざ書き始めてみると、これは面白いと感じ始めました。
映画を観て感想について友達と話したりすることはありますが、文字に起こしてみると、自分が何に着目しているかがよく分かります。
さらにこのノートには、映画の感想だけではなく、スタッフやキャストも書きましょうと言われていました。
監督や脚本家の人まで記録していると、「この映画はこの監督さんが作ったんだ」と、監督に着目するようにもなりました。
それから、この監督の作品を色々観てみたいと、監督メインで映画鑑賞をするようにもなりました。
書けば書くほど、新しい発見がありました。
3.書き続けているうちに
最初のうちは書いていることも楽しめましたが、続けていると、こんなことを思うようになりました。
この宿題をやる理由を忘れて、書くことが目的となり、学校の宿題の時と同じ感覚になってきました。
そのうち、映画記録ノートを書くために、映画を見るようになってしまいました。
映画を見ることが、宿題をこなすための作業の一部になっていました。
4.結果的に
色んなことを思いながらでしたが、結局1年間続けて、その1年間で映画を200本くらい観ました。
今まで1年間に観た映画の本数が、過去最高となりました。
やったのは良いけど、やりっぱなしで終わっていました。
その時の映画記録ノートは、なんとなく捨てられずに保管。
こうしてnoteを書くようになり、これも一つのネタになることに気づきました。
何かをやろうと言い始めた時に、続ける人って割と少ない。
今回の映画記録ノートも、200本も書いたのは僕くらいでした。
前回ポケモンについてnoteに書いた時にも思いましたが、僕は「何かやろう」と取り掛かった時に、続ける力が人並み以上であることに気づきました。
5.まとめ
そしてこの映画記録ノートは、僕がこれからnoteを毎日更新で1000記事達成するための、ネタ帳のひとつになることに気づきました。
みなさんが今取り組んでいることも、何のためにやっているんだろうと、思うことがあると思います。
僕の経験上、努力したことは必ず何か自分のためになります。
そう信じて、続ければ必ず自分の自信になります。
あきらめそうになった時は、スラムダンクの安西先生のこの言葉を思い出しましょう。
ということで、次回からこれから映画記録ノートに書いていた映画紹介をやっていこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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