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MOROHA「遠郷タワー」遠く離れた場所へ故郷を持つ、すべての人に聞いてほしい曲

みなさん、音楽は好きですか?

僕は音楽が大好きで、高校生の頃はオリコンランキングTOP10に入る曲をすべてダウンロードして聴いていました。

毎日、通学中も、こっそり授業中も、帰宅中も、お風呂の中でも、寝る寸前まで音楽漬けの日々。

先日、後輩の友達に「最近オススメの曲ありますか」と聞かれ、「遠郷タワー」という曲を紹介しました。

これめっちゃいいですね。

友達から、曲を聞いて感動したと連絡が来ました。

僕も初めて聞いたときに涙した曲で、たくさんの人に聴いて欲しいと思ったので、今回はMOROHAの「遠郷タワー」についての話をしようと思います。

◆遠郷タワー◆

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出典:映画「アイスと雨音」主題歌 MOROHA「遠郷タワー」制作秘話

この曲のモデルとなっている人は、映画「アイスと雨音」に出演する田中怜子さん。

演技未経験ながら、地元大阪から東京へ、映画のオーディションを受けに来ました。

その日のうちにオーディションに受かり、東京へ残ることになったそうです。

田中怜子さんをモデルとしつつも、東京へ夢を持ち上京した若者の多くの人が感じる葛藤が、そのまま歌詞となっています。

曲の中でグッとくる歌詞を、僕の経験を交えてご紹介します。

「遠郷タワー」グッとくる歌詞3選

1.母の元へ帰りたいと思いました

一度だけ たった一度だけ
あの街へ帰ろうと思った事がある
いつだって電話越しに「もう帰って来なさい」
って言っていた母が初めて俺に
「悔いの無いように頑張りなさい」と言った時
皮肉にも母の元へ帰りたいと思いました

僕も夢があり、18歳のころに東京へ出てきました。

東京に出て以来、一度ではなく、何度も帰りたいと思ったことがあります。

でもお盆の時期や正月に一時帰省し両親に会い、東京へ戻ってくるたびに、また頑張ろうと思い直していました。

両親の支えがあったからこそ、東京で頑張ってこれたと心から思います。

2.心配をかけてごめんなさい

お父さん 迷惑をかけてごめんなさい
お母さん 心配をかけてごめんなさい
正月も帰らないつもりです
だって胸を張れるような報告は何一つありません

東京に出て何年か経つと、実家に帰省するのが辛くなっていました。

「最近どう?」と聞かれても、喜ばせられるような結果が何も無かったので。

でも今思えば、顔を見せるだけでも親にとってはうれしいこと。

親からすると、あと何回あるか分からない、息子と過ごせる貴重な時間だと思います。

そんなことすら気づけず、実家に帰らない。

自分のことしか考えていない時期もありました。

3.良かったと言えるように

「良かった 本当に良かった
故郷を捨てて あの街を捨てて
しがみ付く手を振り切って良かった」
言えるようにならなくちゃ

故郷を捨てたほどではないですが、実家の家を継ぐことを断り、東京へ出てきました。

「それで良かった!」と言えるように、今日もこれからも、頑張っていきます。

◆まとめ◆

僕はこの曲を聴くたびに「よし!頑張ろう」と、気合いを入れ直します。

この曲を聴いて、みなさんにとっても、何か感じるものがあればいいなと思います。

ぜひ、一度聴いてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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