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初めてのアルバイトで大失敗。仕事に対してコンプレックスを持つようになった話

高校を卒業したら東京へ出て俳優になろうと決めていた僕にとって、高校生の三年間は東京に出るまでの準備期間。

持て余していた時間を有効活用しようと、人生初のアルバイトをやることにしました。

1.人生初のアルバイト

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アルバイトといっても、自分に何の仕事ができるか分からず、ひとまず家の近くにあったガソリンスタンドで働くことにしました。

初出勤の日、仕事の説明を受け、制服に身を包み、いざ店員としてガソリンスタンドに立ったときは緊張とワクワクで頭がいっぱい。

先輩の仕事を見様見真似で取り組んで、無事初出勤を終えました。

自転車で帰りながら、自分が働いてお金を稼いでいることに充実感を覚えていました。

しかし、人生上手く行くことより、上手く行かないことの方が多いですね。

結論から話すと、僕はこのアルバイト先を1ヶ月でクビになってしまいました。

2.初めての大失敗

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ある程度仕事の流れも分かり、意気揚々と働いていました。

オーライオーライオーライ!はーい、ストップ!

いつも通りお客さんを迎え入れ、接客していました。

ハイオクですか?レギュラーですか?

接客をしながら、僕はハイオクの意味もレギュラーの意味も分かっていませんでした。

はい、レギュラー満タンですね!

そう言いながら、僕はお客さんの車にハイオクを注いでいました。

あれ?ハイオクだったっけ?

間違えたような気がしながら、間違えましたと言うことに恐れを感じ、やり過ごしてしまいました。

お客さんを見送りながら、ハイオクとレギュラーを間違えたらどうなるかも分からず、不安でいっぱいでした。

大丈夫かな・・・。

大丈夫な訳がなく、数分後、お客さんが戻ってきてクレームとなりました。

3.初めてのクビ

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店長にものすごく怒られました。

間違えたことへの申し訳無さと、間違えたと分かっていながらすぐに報告しなかった自分への不甲斐なさに、僕は泣きじゃくっていました。

もう明日から来るな!

そして、始めてのアルバイトをクビになり、今まで働いた分の給料も払わないと言われました。

「給料もらえないんだ・・・。」

家に帰ってクビになったことを家族に話したところ、さすがに給料もらえないのはおかしいと、父親が取り合って給料はもらえることになりました。

嬉しいはずの初給料あまりうれしくなく、働くことへの責任感を感じた苦い経験でした。

それから僕は仕事に対して自信を無くし、「自分はまともに仕事ができない」と、働くことへのコンプレックスを持つようになりました。

まとめ

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当時を思い出しながら記事を書いていて、色々と思うことがありました。

ちょっとした失敗で、人生の終わりのように凹み過ぎていたなと思います。

失敗は許されないですが、その後の僕の解釈と行動が良ければ、結果は変わっていたかもしれません。

でもこうした経験があるから、失敗した時の対策方法が身につき、失敗を恐れなくなった今があります。

当時の店長には本当にご迷惑をお掛けしましたが、とても貴重な経験でした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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