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ryotatanaka
松下幸之助さんの「道」から学ぶ、人生で大事にすべきこと。
前回、じいちゃんの話をしました。
僕のじいちゃんは、大切にしていた掛軸がありました。
今回は、その掛軸について話そうと思います。
1.じいちゃんが大切にしていた掛軸
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55472505/picture_pc_6d67c882499055ef11653171c4b4ec53.png?width=800)
大人になった時に、じいちゃんが大切にしていた掛軸の裏に、「道」という言葉が書かれているのを見つけました。
今までずっと、表面が飾られていたので、気づきませんでした。
天与の道がある
どんな道かも知らないが
我道を歩いていく
それは、Panasonicを創業した松下幸之助さんの言葉でした。
2.松下幸之助さんとは
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。
明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。
9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電灯(現関西電力)に勤務。
大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所(昭和10年、株式会社組織に改め松下電器産業に改称)を創業。
昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。
昭和54(1979)年、21世紀を担う指導者の育成を目的に、松下政経塾を設立。
平成元(1989)年に94歳で没。
松下幸之助さんについて、じいちゃんから直接聞いたことはありませんでした。
恐らくじいちゃんが影響を受け、この掛軸を大切にしていたんだと思います。
松下幸之助さんの「道」について、全文を読んで思ったことを、まとめてみようと思います。
3.自分に与えられた道
自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
僕は、東京に出て俳優を目指し始め、思いっきり社会のレールから外れた生き方をしていました。
この掛軸を見つけたときは、まさに自分の選んだ道に迷っていた時でした。
4.自分だけにしか歩めない大事な道
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
才能があるわけでもない、容姿端麗なわけでもない。
何も無かった自分だからこそ、夢を追い目指すことに、たくさんの人から応援されました。
自分が本当にやりたいことを見つけるのも簡単なことではない中、やりたいことが見つかって目指せる事自体、幸せなことだと思いました。
自分が歩んできた道を、正解にするしかないと思いました。
5.道をひらくためには、歩まねばならぬ
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
自分がこの道を歩むと決めたならば、信じて歩み続けることが大事だとまなびました。
信じて歩み続けようと思いました。
6.まとめ
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55498119/picture_pc_875a5bb3ff369e5ef906a5ba52fdf078.jpg?width=800)
松下幸之助さんを見ると、どこかじいちゃんを思い出す部分があります。
この掛軸を見つけて以来、僕も松下幸之助さんの言葉を大切にしながら、人生を歩んでいこうと思いました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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