男5人女15人クラスの高校生活。中学校まで「女子が苦手」だった僕は、自然と女子と喋るのが得意になった。
僕は高校でCGを勉強しようと、デザイン専門クラスがある学校へ入学しました。
入ってみて一番驚いたのは、男女比率が男5人と女15人だったことです。
中学校まで女子と会話をしたことが無かった僕は、まさかの女子だらけの特別クラスに入ってしまいました。
1.女子だらけの特別クラス
理系の学校だったので、他のクラスは男女率が男9:女1くらいだったのに対して、僕のクラスは男女比率が約男3:女7。
休憩時間になると、他のクラスの男子たちが覗きに来るくらい、男子からするとうらやましがられるクラスでした。
ただ、それまで女子と喋ったことが無かった僕にとっては、とても居心地が悪く、女子とどう接していいか分かりません。
しかも、デザインの特別クラスは他に無かったので、3年間クラスが一緒であることが決まっていました。
必然的に、5人しかいない男子たちと、いつも一緒にいました。
2.もはや女子校と化していく
体育の時間の前は、最初は女子が女子更衣室で着替えて、男子が教室で着替えていました。
なんでうちら(女子)の方が多いのに移動せんといけんのん
という声がチラホラ聞こえ始め、挙句の果てに女子たちは、僕らがいるのにも関わらず教室で服を着替え始めました。
3年間一緒のクラスということが分かっていた中で、女子から嫌われる行為はタブー。
「いやいやいや」と思いながら、そのまま教室に居座る訳に行かず、僕を含めた男子たちは教室を出て廊下で着替えるようになりました。
すっぴんで登校してきて教室でメイク。
彼氏とのあれこれや、どこのクラスの誰々がカッコいいという会話。
スカート短くて、日頃から見えてしまうパンチラ。
次第に女子たちのことを、見た目が女子なだけで結構中身は男子と変わらないなと思うようになりました。
3.性別関係なく仲良くなっていく
最初は女子たちとどう接していいか分からず、女子からも相手にされなかった僕ですが、入学して半年くらいでイメチェンしたこともあり、次第に話かけられるようになりました。
三浦くんなんかカッコよくなったなー
クラスでトップクラスのギャルだった女子に声をかけられ、一瞬ビビリました。
もしかして彼女でもできたん?
ちょうど初恋をし振られたタイミングだったので、そのエピソードを話しました。
やるやん三浦くん!
でもイケメンじゃけぇすぐ彼女できるって!
そうしてクラスの女子たちから応援される存在になり、僕も恋愛の失敗を打ち明けたことで女子のことは女子に聞いたほうが早いと思い、次第に仲良くなっていきました。
まとめ
結果的に僕は、男子の会話より女子トークの方が楽しいと思うくらい、女子と喋ることに慣れていました。
元々は姉と妹に挟まれた兄弟構成で育ったので、本当は女子と喋ることが得意でした。
中学校まで女子が苦手だったのは、思春期の恥ずかしさや異性を意識しすぎてしまい、話慣れていないだけだったことが分かりました。
3年間一緒だった女子たちとは、性別関係なく家族のように仲良くなり、女性への苦手意識も克服できたのでとても感謝しています。
中学校までの色々なコンプレックスを克服していった僕は、確実に俳優へのチャレンジに向けて自信をつけていきました。
長かった高校生活も終わりに近づき、卒業間近に起こったエピソードを、次回話そうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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