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Vol.23 限界を突破しろ!「ロジャー・バニスター効果」

陸上をこよなく愛する方々によく知られた話がある。

人類が1マイル(約1.6キロ)を4分を切って走ることは物理的に不可能と言われ、それに挑んだイギリス生まれのロジャー・バニスターの話だ。

バニスターはその壁を破る瞬間を強くイメージしながら練習を重ね、2名のペースメーカーに率いられ、1954年5月6日、オックスフォード大学のトラックでついに1マイルを、3分59秒4で走り抜けたのである。

しかし、今回は成し遂げたバニスターがスゴイ!という話ではない。

その後に起こった事がスゴイのである!

達成した1年以内に、実に20人以上ものランナーが4分を切るタイムを出し続けた!

同じ現象がここ数年の日本の陸上界で起こっているのをご存じだろうか?

1つ目は、男子100m走

2017年桐生が9秒台を出したのを皮切りに、次々と日本人選手が9秒台を出しているのである。

2つ目に、男子マラソン

2002年に高岡寿成が樹立し、長らく破られていなかった日本記録を2018年に設楽悠太が破ったのを皮切りに、何度も記録が塗り替えられてきているのである。

3つ目は、男子1500m

今年の5月に行われた大会で、荒井七海(Honda)が17年ぶりに3分37秒05の日本新記録を樹立したのだが、7月17日に行われた大会で、今度は河村一輝(トーエネック)が3分35秒42の日本新記録を樹立したのである。

前回は17年間もかかった記録更新を、次はたった二ヶ月で更新してしまったのだ ヮ(゚д゚)ォ!

共通するのは・・・「前例という壁が壊されたこと」
それは「無理だ、不可能だ」と思われていた壁である。

「あいつができるなら自分にもできる!」

思い込みが自らの限界を作り、「自分ならできる、自分なら可能だ」という信念が自身の能力の限界を押し広げるのである。

これが「ロジャー・バニスター効果」と呼ばれるものだ!

すべては心の持ち方次第

物事のすべては気持ちでいかようにも変えることできるのだ!

効果を生み出すには

「強いイメージ」が必要である

何か目標や挑戦している事があるなら、それらに対しひたすらポジティブなイメージをするのです。

では、そのイメージを作り出すにはどうすればよいか?

それは陸上の話と同様、すでに目標や挑戦を突破している先駆者と自分をオーバーラップさせるのです。

実際に成功した人の方法を学び、同じ考え方、同じ行動をとるのです。
実際、これは成功するための常套手段として広く引用されています。

また、身近に成功者がいれば付き合ってみることがベストです。

その人となりを良く知り、手本とすれば、より具体的に成功に至るまでのプロセスをイメージできるので、同じ結果を出せる可能性が高まるのである。

行動しましょう!

自分にはそうした人たちと同等な価値があり、有能であり、成功するための条件が備わっていると信じて行動すること。

「彼らにできるなら、自分にだってできる!」

すべては心の持ち方次第です。

ではまた(^^)/






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