多様な登山 異なるリスク
2013年11月30日日経新聞夕刊に掲載されたものです。
先日、ミウラ・ドルフィンズBCで国際山岳医の研修会が行われた。国際山岳医制度は国際山岳連盟(UIAA)、国際山岳救助協議会(ICAR)、国際登山医学会(ISMM)が共同で会議を行い、医師自身が実践的に山岳活動を行いながら、世界各地の山岳環境で医療提供できることを目的に発足した。日本では2010年からこの制度がある。
すなわち山岳の知識、レスキューの知識、医学の知識が兼ね備わっていないと山岳医にはなれない。今回行わ