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元オリンピック選手たちの肉体 (2)

ショートトラック・スピードスケート世界記録保持者だったジョン R. セルスキーさんは、2009年の全米オリンピックトライアルで、左大腿四頭筋全体を右足のスケートブレードで切ってしまいました。

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彼が2010年のオリンピックチームでの立場を強固にするために頑張らねばならなかった競争でした。そこで大怪我を負ったのです。

大会の最後の勝負どころで絶対最高速度500メートルで転倒。コーナーで倒れ、右足スケートブレードの前部15㎠ がまっすぐに左の大腿四頭筋まで刺さりました。

ブレードを足につけたままパッドを跳ね返し、見下ろしたら不自然な位置にあったため、自分で引き抜かなければなりませんでした。太腿の筋肉を完全に切断したが、幸いにも大腿動脈を外していました。でなければ、終わりだったかもしれません。しかし、再びスケートができるかどうかわからない状態に追い込まれました。

彼が5か月後に復帰してオリンピックのリレーで2つの銅メダルを獲得できたのは、家族や友人たちや医療スタッフの励ましと協力のおかげでした。

この娘たちのオリンピック腹筋!👇

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リオ五輪でトラックの壁に乗って走るオランダのトラック・サイクリスト、L. V. リーセン。

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オリンピックの水泳選手と体操選手のサイズの違い。

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オリンピックのバスケットボール選手と体操選手のサイズの違い ~ 比べる相手が大きすぎるんだけど、体操選手はたいがい小柄ですよね。

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2008年の北京五輪で、ハンガリーの重量挙げ男子77kg級選手、ヤノス・バラニャイさん(24)は、145kgスナッチを成功させた後に148kgに挑戦したが、右ヒジが脱臼してとびだし腕が後ろに歪んだ。ほどなく彼は床に崩れて体を震わせ凄まじい声で絶叫し、途中棄権となりました。

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オリンピックでマラソンスイミングが初めて行われたのは北京2008大会。男子10kmで初の金メダリストとなったM. V. D. ワイデンさん(オランダ)は、19歳で白血病と診断されながらもそれを克服し、金メダルをとりました。

163kmを泳いだ後の彼の手です👇 どのくらい時間がたてばふつうの状態に戻るのでしょうか。

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このようにしながらTVを見る体操選手は自分だけではないと、彼女は知っています。

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