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カラスの恩返し

「鶴の恩返し」という昔話があるけれどカラスのそれって・・聞いたことないよね。親切な女性からおやつをもらったカラスが、感謝のしるしなのか毎回小さな贈り物を届けにきたというお話です。

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その女性は米バージニア州に2年半前に引っ越してきて地域の鳥たちに餌をあげていたら、カラスもたまに飛んできたのでピーナッツをあげました。

昨年1月のパンデミックからは家にいて時折現れるいろんな種類の鳥を時間をかけて観察しました。

カラスは1日に何度も現れ、近くの木に静かに座って彼女を見ていたそうです。話しかけようとすると、たいてい叫ぶか飛び去っていってしまいました。

そのうちに地面の餌を食べにやってくるようになり、彼女のことをいったん信頼し始めると毎朝のように集まっては声をあげて餌を催促しました。

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カラスが持ってきた最初の贈り物は灰色の小石でした。たまに他のモノも餌箱に入れてったそうです。4月に給餌台を作ってやったが、実際にそれが使われ始めたのはつい最近のことです。

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しかし、誰にもカラスと仲良くなる勇気と能力があるわけではありません。彼女には卵から育てたアポロと呼ぶ8歳のインコがいて、父親はオウムなどの鳥を救助したり飼育し、家族みんなでカラスを助けてリハビリさせたこともありました。

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妹はしまいに「こんにちは」や「プレッツェルが欲しい」などとカラスに教えることができて姉妹はカラスの頭の良さにすっかり魅せられました。

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しかしカラスと仲良くなりたい人は誰でも食事や行動などについて少し研究しなければならないと姉妹は言います。親切に応えて贈物を届けてくれたとしても、まさに人間を信じなかったからこそカラスは長い間生き残ることができた野生動物だからです。

賢く好奇心が旺盛すぎて評判悪いこともよくあります。しかし、尾翼から抜くのがむずかしい大きな羽をカラスがくれるなんて、驚くべきことです。カラスたちが贈物を見れるよう、容器にいれて窓辺に置きました。

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いつもさまざまな鳥の興味深い生態をとりあげていらっしゃる 翆野 大地  さんの「カラスの減少」という記事を読んだのがきっかけで、この記事を書きました。

そういえば最近カラスもスズメもめっきり減ったわ〜昔はゴミ袋を漁って路面に散らかしていくのがうとましかったけど・・いなくなると寂しいものです。カラスちゃん戻ってきて〜。

なぜ減ったかって?それはこちらの記事を読めばわかりますよ。

https://www.tiktok.com/@tangobird

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