野生生物の写真コンテスト
カリフォルニア科学アカデミーは、野生生物とその保護を目標に掲げて今年9年目になる<BigPicture自然界写真コンテスト>を開催しました。
同アカデミーはサンフランシスコある世界最大の自然史博物館です。今年も受賞作と最終候補作からは並外れた才能と高い技術が感じられます。
陸の生物ファイナリスト、J. Grandio「オコジョのゲーム」フランスのアルプス:
茶色だった毛皮が冬に真白になったオコジョが地下の穴から珍しく出てきてジャンプするところを、写真家は思いがけず垣間見ることができました。
それは喜びのジャンプだったのでしょうか。
水中生物ファイナリスト、J. Cullman「泥の中の危険」ジンバブエ:
マナプールズ国立公園は長引く干ばつに悩まされていますが、写真家はほぼ干上がった湿地の中に隠れて待機しているワニを見つけました!
こうした泥地は野生動物にとっての救いの場所でもあります。今年2月には2頭の赤ちゃんゾウが救助されました。
水中生物ファイナリスト、T. Shlesinger「ゴリアテ・イン・リリパット」米国パームビーチ
写真家はこの撮影の瞬間にガリバー旅行記を思い出しました。ガリバーはリリパットに到着して住民の上にそびえ立つと、彼らを傷つけないように注意深く歩きました。
しかし、大西洋ゴリアテハタと呼ばれる巨大なこのハタは違います。いかなる場合でもいとも簡単に踏みつぶしていく捕食者です。
陸の生物ファイナリスト、S. Kadur「山のゴースト」インドのラダック:
ユキヒョウは変装の達人、険しい山岳生息地ですばやくカモフラージュすることができます。
トラップ写真ができる前は一瞬をまれにしか捉えることができなかったため「山の幽霊」というニックネームが付けられました。
陸の生物ファイナリスト、石黒拓也「獲物」宮城県大崎市:
ふだん湿った草地にいるオオカマキリですが、予期せぬ道端で仲間をむさぼり食っていました。
これは珍しいことではないがフツウというわけでもなく、獲物が少なくてメスが非常に空腹の場合です。
To be continued.
https://www.bigpicturecompetition.org/2022-winners
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