夜のくもざる / 村上 春樹
クマったもんだ。
これは面白いぞ。
読み終わったあと声に出してしまった。
「面白い。」
柿喰う客の中屋敷さんが面白いよと教えてくれて、本屋さんで探した甲斐がありました。
どれもこれも口がポカーンと開くぐらいぶっ飛んでいて、想像力を掻き立てられました。
村上さんでは珍しい短篇(超短篇)で、長篇より濃度が高くて埋もれそうになりました。
なんか中屋敷さんワールドに似ていて終始ワックワクしてたな。
海亀の執拗な攻撃から僕らの身を守ってくれた秘密兵器とは? ヒトは死んだらどこにいくのだろう? ――読者が参加する小説「ストッキング」から、オール関西弁で書かれた「ことわざ」まで、謎とユーモアに満ちた「超短篇」小説が36本!(さらに替え歌「朝からラーメン」のおまけ付き!)絶好調の村上春樹=安西水丸“nice & easy”コンビが贈る「村上朝日堂」小説特集号!あらすじ(ウラスジ引用)
中屋敷さんの脚本読み終わったときも声に出してしまったな、そう言えば。
「なんじゃこれ。」
人にオススメされた本を読むと、その人のことを少し知れた気がして1人で満足気になります。なっています。
あ、あと、おまけがある本っていいなって思いました。
おまけ。
すごい好きな言葉。
9 「 夜のくもざる / 村上 春樹 」