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小さな旅・思い立つ旅|琵琶湖〈大津〜近江八幡〉篇

数の思考実験

薬の効果を示す数値として○○%の減少、と表示されることがあるけど、
それが実際どう言う意味を持つか理解できている人はあまりいないのではないかと。

ちょっとした思考実験。

病気の人1000人に薬を投与して、5人死亡 →死亡率0.005%
病気の人1000人に偽薬を投与して、25人死亡 →死亡率0.025%

この時、薬の効果は死亡率が0.025%から0.005%に向上したので
薬の効果により0.02%死亡率が減少する」となる。

一方死者数で考えると、25人死ぬところが、薬により20人助かったので
薬の効果により80%死亡率が減少する」となる

0.02%死亡率が減少する薬であり、80%死亡率が減少する薬でもある。
どちらも数学的には正しいのに、受ける印象は全然違う。。

「この薬は死亡率が○○%の減少します」と言われて、
どちらの割合のことを言っているか、パッと理解できる自信はない、、

              *

もう一つ、思考実験。

昨日よりも1%だけ頑張ってみる。
それならできそうな気もしてしまう。
毎日1%の頑張りを1年続ける。その積み上げが大切かと。

反対に、毎日1%だけ昨日よりも怠けてしまう。
毎日1%だけ昨日より怠けてしまい、1年経過する。

さて、そのとき1%頑張る人と怠ける人でどれだけ差がつくか?
2倍くらい差がつくか?それとも5倍か、10倍か?

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答えは37.8/0.026で、約1500倍。。
継続することがどれだけ大切か、、

大津〜近江八幡の旅

島根県の宍道湖の近くで育ったので、湖のある風景にはとても親近感がある。穏やかな水面を眺めながら、琵琶湖畔のドライブ旅。

滋賀県立美術館

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SANAAの設計のもと2020年のリニューアルを期待していたけど、2018年に計画の凍結が発表。
その後、どうなるかと思ったけど、ようやく今日、6/27にリーニューアルオープン。また、近くに行った時に様子を見てみようか。


石山寺

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広大な敷地に国宝の本堂をはじめ、33年に一度しか開帳されない御本尊如意輪観世音菩薩があったり、とても立派なお寺。

季節のいい時に行きたいところ。


佐川美術館

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こんなところに、なんでこんな美術館があるの?と思うほど唐突に現れる美術館。

別館の樂吉左衛門館の茶室は一見の価値あり。
本物の素材しか使用していない、究極の建築。地下にこれだけの大空間をつくり、水盤の上には茶室があるだけ。


セトレマリーナ琵琶湖

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芦澤竜一設計のホテル、バンケット、チャペルからなる複合施設。

琵琶湖から陸地にわたる生態遷移を再生させるために、ビオトープと里山育成林をつくり、その間に建築を配置している。

これだけ琵琶湖の近くにあると気持ちよく、屋上からは琵琶湖とその奥に広がる比良山が一望できる。


シャーレ水ヶ浜

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琵琶湖のほとりのログハウスのカフェ。
もうそれだけで十分でしょう。

近江八幡に行く予定があるなら、必ず立ち寄ってほしいところ。


ラ コリーナ近江八幡

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とっても有名で、いつもすごく混んでいるたねやの本拠地。

ミケーレ・デ・ルッキが監修し、藤森 照信さんが建物の設計をして、堀木エリ子氏の店内装飾もある、とても充実したところ。

八幡山から連なる丘に、森をつくり、ホタル舞う小川をつくり、田畑を耕す。その中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、自社農園のキャンディーファーム、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなど、長い年月をかけて手がける現在進行形の壮大な構想。


日牟禮八幡宮

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近江八幡に行く人は必ず立ち寄るところ。
近くにクラブハリエもあり、観光地の中心地でもあり、あぁ近江八幡にきたなぁと思えるところ。


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