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本が好きな親友からの素敵な贈り物

「ずっとプレゼントしたかった」というオススメの本を
読書好きのS(しのぶ:以下、略してS)からいただいた。

たかのてるこ「生きるって、なに?」
テルブックス ¥550

生きる、というテーマを問いかけ形式で掘り下げて考える本。
月に一度、オススメの本を持ち寄って紹介し合うというオンラインの「#リアン読書部」にても彼女の推しの一冊であった。

今回、大阪に来ることになった機会に(普段は東京在住)プレゼントしてくれた。2冊あるのだが、以前、読書部で紹介してくれた時に、中を見ていたので今までご丁寧に飾ったままにしていた。
今日の朝、ふとそのうちの一冊をじっくり読みたくなって、手に取った。

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「生きる」という単語から、人間はこの大きな世界の中で、つながりの中で、生かされている、ということを考えてゆく。



この本を知った時には、私もそこまでそういうことに感銘を受けるほどの知識とか興味のある分野を学んでいなかったので、本当に、今になり、手にとってよかったと思う。すべては、ベストタイミング。

最近、精神的なことと量子力学のつながりについて興味があったので、そういうことに触れたページの言葉もすんなり入って来る。

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そして、このページを開いた時。


目に飛び込んで来たひと文字ひと文字、

繋がってできることばに、心を揺さぶられた。

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「毎朝、目が覚めて
『生きている』ということは

すべての人類の歩み
すべての自然
すべての源である宇宙に

祝福されているということ」


本当に、いいんだ。

何をしていても、何を考えていても
正解でも間違いでも
そっくりそのまま

それでいい。

歪んでいても
まっすぐでも
ちょっとたまには
真面目なことを考えて
凹んだり

昨日、友達に言ったあの言葉は
彼、彼女を傷つけてしまったんじゃないかとか考えたとしても
子供にこんなこと言っちゃったけど親としてどうなんだろうとか
考えることがあったとしても

その瞬間、瞬間でさえ

今、あなたがこの世界に
存在しているなら
それは
この世界から許されているから

楽しくても
凹んでも嬉しくても起こっていても
いろんな感情も経験として
味っていい

本当に、いいんだ。



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この本をプレゼントしてくれたSとは
大学時代からの友達で
お互い結婚してから
しばらくは
旦那の愚痴を言い合っていた。

子供も生まれて8年くらい経って
(その間に私は離婚したのだけれど)
お互い、一緒に仕事をするようになったりして
考え方も変わって来たのか
最近では
Sは旦那さんへの感謝の話しかしなくなった。

子供たちへも
夫に対しても
当たり前のことへ
感謝の言葉を口にしたり、発信してりする彼女を見て
本当にすごいと思うし
そんな彼女とつながり続けれている
自分も、同じフィールドにいさせてもらえて
ありがたいと思う。


自分たちの仕事も含めて
私も彼女も、いろんな方と繋がりが広がった中、
内面的に一番大きな変化として
「人に感謝できるようになったこと」
と、私は感じている。

今までも全く感謝しなかったかというと
そういうわけではないけれど
感謝を感じる事柄への視点が変わったというのだろうか。

些細なことでも
自分だけの力でできることなんて限られていて
すべては誰かの親切であったり
思いであったり、優しさであったり。

大きくてあたたかい
“ちょっとしたこと”
に、ありがとう、と言えるようになったこと。

そして、そんなお互いに対して
羨ましくあるけれど嫉妬心ではない。
それこそ、心から感謝と尊敬を持って
切磋琢磨していける。
そんな素晴らしきビジネスパートナーであり
親友の彼女に

この度も素敵なプレゼントをいただけたこと

心からのありがとうを。



もう一冊の方は、また

ふと『じっくり読みたい」と思う瞬間に手に取らせていただくことにする。




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