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#江藤淳
『決定版 夏目漱石』感想文
『決定版 夏目漱石』江藤淳
新潮文庫
『漱石とその時代』を初めて読んだとき、『夏目漱石』も気になりましたが図書館になぜか蔵書がありませんでした。
それで読む機会がないうちにちょっと忘れていたのですが、今回ふと思いだし、ついに購入しました。
読んでみて、なんだかもう、興奮して、エキサイティングです。
森鷗外と漱石先生の比較がとても興味深く、なるほどなあと唸りながらよみました。
わたしが鷗外の
『漱石とその時代』のスタート地点に立つ
『漱石とその時代』、表紙&裏表紙のすぐれた文章をご紹介するという、自分なりの目標を、最後まで終えることができました。
それでようやく、この大著を読むスタート地点に立てました。
ここですこし、こぼれ話があります。変な日記番外編としてお送りします。
「始まり」のお話です。
始まりは芥川龍之介『羅生門』でした。このお話は以前投稿しまして、そのときにも書いたのですが、
高校生のとき、現代文は三年間