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『無事購入できました』

『漱石論集』『漱石とその時代』無事購入できました😊。

『漱石論集』は古本屋さんで購入したので、届くまでドキドキしていましたが、本の状態は良く、安心しました。そしてさらに嬉しいことに、透明のブックカバーをかけた状態で送ってくれました。その心遣いがとても嬉しく、またこのお店で買いたいと思いました😊。

そして『漱石とその時代』、第一部から第五部までそろえることができました。ページをパラパラとめくると、あたらしい本の匂いがします。わあ、嬉しい!と喜びました。

が、しかし。喜んだのも束の間、ある重大な事実に気づいてしまいました。

いや、買うときに書影(本の表紙の写真)をチェックして、もしやと思っていたのですが。言ってもいいでしょうか、この心の叫びを。言わずにはいられません。なので言いますね。

「カバーデザイン変えちゃだめじゃ~ん😭!」
「カバーデザイン変えすぎ~😭!」
(←レノ○リセットCMの、「監督」風に読んでくださいね)

ふざけているわけではありません。むしろ真剣です。真剣に怒っています。
しかし、ダイレクトに怒りを表現するのはよくないと思いましたので、コミカルなCMの力を借りました。(←あのCM大好きです😊。)

わたしが図書館で借りたバージョンは昭和・平成に出されたもので、
表紙には筆者(江藤淳)による説明が9行分載っています。そして裏表紙には、文筆家たちが寄せた文章が載っているわけです。
(こういう文章をなんと呼ぶのかわからず、説明が下手ですみません💦紹介文というのでしょうか。推薦文というのでしょうか。)

その文筆家たちというのが、
第一部 中村光夫
第二部 小林秀雄
第三部 小島信夫(作家)
第四部 平川 祐弘(ひらかわ すけひろ・比較文学者)
第五部 大庭みな子(作家)
という、そうそうたるメンバーです。

その文章がまた、ぐっとくるものがありますし、とにかく名文です。ですから、この文章の載った表紙・裏表紙あってこその『漱石とその時代』なんだと思うわけです。強くそう思うのです。ここは譲れません。

なのに、今回買ったニューバージョンからは、その文章がなくなっています。カバーデザインを変えたからでしょうか?著作権などの大人の事情でしょうか?

でもこちらは納得いきません。ですから、「カバーデザイン変えちゃだめじゃ~ん!😭😭」という心の叫びが生まれてくるのです。

プリプリ怒りながら、わたしは新潮選書のHPを調べました。デザイン変更に関する説明はとくにありませんでした。

Wikipediaを調べました。すると、
「カバーデザインは21世紀に入り2度変更された。」とあります。2度も変更しないでよ~、半泣きです😭。
しかし、続く説明に「江藤淳『漱石とその時代』はロングセラー」とあります。ふむふむ、そうでしょうね😄と喜ぶ。
(泣かせたり喜ばせたり、わたしの気持ちをあやつりおって。このWikipedia、油断ならんぞ、とひとりつぶやく。)

この気持ちの整理がつかず、何日か考えがまとまりませんでした。
そんな余計なこと言ってないで、早く読めばいいんですけどね💦中身はページ組みも変わっていませんでしたので。

でもこういうところ、こだわっちゃうのよね…とブツブツつぶやく。なんだかなあ、納得いかないなあ…。

揺れ動く心模様でありました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇

#新潮選書
#夏目漱石 #江藤淳  

⭐️この感想文は2023年2月28日に書いたものです

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