
ちょっと不真面目に飲食店接客を考える⑤
これは、僕の経験と実績から飲食店向けの営業方法を不真面目に考える連載です。これを読んで実践してみて、万が一失敗したらごめんなさい。
お店の付加価値を創造するために……アルバイト教育論⑤
今回は、商品価格とそれに伴うサービスの関係から「付加価値=空間代」という目に見えない料金を含め、商品単価設定のカラクリからいろいろ説明したい。
「これアルバイト教育に関係あるの?」なんて、そこはまあ読み進めてくださいな。
では、まず最初に商品価格とそれに伴う価値の関係を説明しよう。
たとえば、ハンバーグ弁当のテイクアウト価格はおよそ600円くらいだろう。
お弁当を家に持ち帰り、テーブルに広げ、飲みたければ自分でコップに水を注ぎ、そうしてようやくハンバーグにありつくという……もちろん後片付けだって自分だ。
つまり600円という金額は、ざっくり言うとハンバーグ本体を調理しただけの価格である。
では、ハンバーグをレストランで注文するとどうなるか?お店にもよるけれど、きっと900円くらいの価格が設定されているはずだ。
この差額300円の内訳は、
① 店内に自分の席を確保してくれて、水やおしぼりを用意してくれる。
② 注文を訊いてくれて、出来立てのハンバーグを席まで運んでくれる。
③ 食べ終わった食器を片付けてくれるし、水だって追加で注いでくれる。
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不真面目な内容と思いきや、後でもう一度読むと必ず困っている君の役に立つはずだ。いまは全部読めるけど、この記事はあとで有料マガジンにまとめるのでもう一度読みたくなったらマガジンをぜひ。