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普通の主婦が、イラストレーターになって半年で企業から多数依頼を受けるようになった方法
こんにちは。
タソ(@mituougi2000)です。
2020年4月21日にフリーランスのイラストレーターになり、早半年が経過しました。
以前は企業で事務として働いており、美大を出ているわけではない。
きちんと絵のことについて学んだことはありません。
そんなイラストレーターや漫画家としてのノウハウを何も持たない主婦が、たった半年で「イラストレーター/漫画家」として様々な仕事をいただけるようになりました。
フリーランスになってからの主なお仕事実績はコチラ。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41284212/picture_pc_0b683b0512427238622eec18856a7b0c.png?width=1200)
・翌日にYoutubeのヘッダー制作を受注
・2ヶ月で書籍挿絵
・3ヶ月でWEBメディア漫画連載
・5ヶ月で2冊目の書籍挿絵
・6ヶ月で企業公式LINEアカウント用のメニュー制作
他にも様々なお仕事をいただいています。
このnoteでは、このお仕事をいただくために私が半年間でやってきた具体的な5つの営業方法などを紹介しています。
それ以外にも下記のようなことを紹介しています。
・私がフリーランスになってみて、準備しておけばよかったと感じたこと
・失敗した名刺から学んだ、良い名刺の作り方
それぞれの内容についてもっと詳しく知りたい方は、目次をご覧ください。
そちらを見れば、大体どんなことが書かれているかわかると思います。
このnoteがオススメなのは、下記のような方です。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41154906/picture_pc_fbd5ccdccd95cacf9e9361cc001c305c.png?width=1200)
・イラストレーターに憧れているけど、どうすればいいかわからない方
・自分より絵が上手い人がたくさんいるのに、イラストレーターになれるのか悩んでいる方
・フリーランスのイラストレーターになりたいけど、一歩が踏み出せない方
・駆け出しのイラストレーターの方
・営業方法がわからない方
・他のイラストレーターがどのようなことをしているのか参考にしたい方
このnoteを読めば、悩みの解決策が見つかります。
イラストレーターになりたい方や、今からイラストレーターとして頑張って行こうという、初心者や駆け出しの方向けの内容になっていますので、今後イラストレーターとしてやっていくための手助けにもなるでしょう。
なお、
・駆け出しのイラストレーターの方
・ココナラ等、対個人の仕事はしたことがあるけどもっと稼ぎたい方
・企業案件を獲得したい方
・営業方法に行き詰まっている方
このような方は、こちらのnoteもオススメです。
上記のnoteは、
・返信率の高い営業メールの送り方
・条件が合わない依頼を受けるかどうか
・イラストや漫画の金額の決め方
・修正回数に対する失敗談とその対策
・単価を上げるコツ
・書籍の仕事を獲得した背景
・イラストレーターにSNSは必要なのか
など、より実践的なことを紹介しています。
ちなみに、下記のような方には、どちらのnoteもオススメしません。
・既にたくさん稼いでいるイラストレーターの方
・楽して簡単に稼ぎたい方
・読むだけで仕事の依頼が来ると思っている方
とんでもなくクオリティの高いイラストを描けても、何も行動に移さなくては仕事はやってきません。
愚直に今の自分の状況と向き合い、考え、行動するという「努力」が大切です。
お仕事をいただくためには、ある程度準備も必要になってきます。
時間の投資はもちろんのこと、お金の投資が必要になることもあります。
このnoteは、プロのイラストレーターとして仕事をしていくためなら努力ができる!という方に向けた内容となっています。
余談ですが、私は4年ほど前から、Instagramでエッセイマンガを描いています。
![写真を送ります (33)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41155109/picture_pc_b2fc233b522ee06f2770df0d12679a5d.jpg?width=1200)
現在のフォロワー数は、69,000人。(@mituougi2000)
フリーランスになった時点では60,000人程でした。
そのためInstagram経由で、PRマンガなどのご依頼を受けることも多々あります。
今からフリーランスになりたい、イラストレーターや漫画家としてやっていきたい、と思っている方と比べると、かなり有利な状況だと思います。
なので、本書ではこちらについても触れてはいますが、Instagram経由でいただいたお仕事ではなく、自分自身で売り込みして得たお仕事を中心にお話していきたいと思います。
このnoteを読んでくださった方からはこんな感想をいただいています。
行動力、分析力、継続力ともに凄いタソさんのnote拝読🙏
— こん (@kon49565525) December 28, 2020
これから営業しよう!と思っている方に参考になるのはもちろん、note中の挿絵がすき☺️
シンプルなのに可愛くて、文章をほどよくサポートしてくれる。おかげで、スラスラ最後まで読める✨
これ見ただけで、お仕事来るのも納得だなと思った👍 https://t.co/quBRq0rMp8
この日を楽しみに待ってたーーー!今ちょっと感想ゆっくり打てないけど落ち着いたらまた引用したい!すごく背中押されたし、来年はバリバリフリーランスとして頑張る!絵が上手くなってから...実績がないから...と思っていたけどタソちゃんの言葉に何度も励まされた。絵の仕事をしたい人オススメです! https://t.co/CqzYta4dxj
— さわのさわ@エッセイ&育児漫画 (@sawanosawawa) December 28, 2020
来年はイラストでお仕事したい!自分に自信を持ちたい!と思っていたタイミングで、タソさんのnoteを読ませていただきました*目から鱗…な内容ばかりで、とても勇気づけられました!
— おもち (@omochi_b0y) December 29, 2020
イラストレーターに憧れてるだけじゃなくてもっと現実的に動こう頑張ろう😌
有意義な情報ありがとうございました!✨ https://t.co/gJx1psGP6y
それでは本編へどうぞ。
そもそも、どうしてイラストレーター/漫画家になったのか
前述した通り、私は4年ほど前からInstagramでエッセイマンガを描いています。
![写真を送ります (51)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41284463/picture_pc_301b730d7b2419743d1dabc69812686f.jpg?width=1200)
当時ベンチャー企業で働いていた私は、終電で帰ることも少なくありませんでした。
でも思うように評価もされず、かといってプライベートで打ち込めるような趣味も無かったんです。
そんな生活を続けていると、ふと「何者かになりたい」と思うようになりました。
承認欲求を満たされたかったんですね。
私は、幼い頃から絵を描くことが好きでした。
Instagramなら、そんな私の「何者かになりたい」という思いを叶えてくれるのでは!?と思ったのが、エッセイマンガを始めたキッカケです。
そうしてInstagramを続けていると、徐々にいいねが付くようになったんです。
コメントもいただけるようになり、フォロワーも500人…1,000人…と見ていただける機会が増えてきました。
特に絵や演出が上手かったわけではありません。
今見ると、話も全然おもしろくない。
ちなみに当時更新していたInstagramがこちらです。
こんなレベルでも見ていただけ、反応までいただけたんです。
そして10,000人を超えたあたりから、企業からPRのイラストを描かないか?というご依頼をいただけるようになりました。
単純に「何者かになりたい」と始めた「趣味」のエッセイマンガが、「仕事」になったんです。
そんなことを繰り返しているうちに、「もしかして私でも絵をメインの仕事にすることができるんじゃないか?」と思うようになりました。
そうして思い切ってフリーランスになったのが、2020年4月21日のことです。
イラストレーターになるために、思っているほど絵の上手さは重要ではない
先程見ていただいたとおり、Instagramを始めた当初の私の絵は、驚きの低クオリティです。
別に今の絵も、ズバ抜けて上手いわけではありません。
いわゆる「神絵師」のような美しい絵は描けないんです。
イラストレーターになるといえば、ほとんどの人が「絵が上手くないといけない」と思っているのではないでしょうか。
私も昔はそう思っていました。
しかし、今はそうは思っていません。
なぜかというと、用途によって、求められる絵柄やクオリティが変わってくると知ったからです。
進みたい道によっては、美しい絵が必須の場合もあります。
ですが、女性誌の挿絵なんかはコミカルなものやシンプルな絵が多いですし、書籍の挿絵といえば、絵の上手さよりも文章を引き立たせる上手さが必要です。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41285344/picture_pc_0f0d03cac77260674f299002a4a4a447.png?width=1200)
もちろん、絵が上手いに越したことはありません。
その方が描ける幅も広がります。
練習もしっかりするべきです。
しかしそればかりに拘らず、自分の絵柄を活かせる場所を探すのも、ひとつのイラストレーターとしてのあり方だと思っています。
今のイラストレーターとしての私について
今の私の作業環境やタイムスケジュール、練習方法について触れたいと思います。
興味のない方はさらっと読み進めてください。笑
私の作業環境はこちら。
![写真を送ります (52)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41392794/picture_pc_05860adae84fedc5e5176f87c8c00ad5.jpg?width=1200)
iPad Pro 11インチ + iPad Pencil第二世代
使用ソフト→CLIP STUDIO PAINT、Photoshop
メールや見積書・請求書等の事務作業はノートPCで行っています。
タイムスケジュールは下記です。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41152499/picture_pc_c4050a29bb95eee122e702d38b884984.png?width=1200)
07:45 起床、朝食、子供の登園準備
09:30 メールチェック、返信作業
10:00 ブログ・Instagram用育児漫画制作
11:00 ブログ記事制作
11:30 各SNS更新作業
12:00 お昼休憩
13:00 クライアントワーク
16:00 夕食作り、保育園お迎え、夕食、子供のお世話等
22:00 クライアントワークや練習
25:00 就寝
忙しい時は、午前中の積み上げ作業を全てクライアントワークに置き換えています。
22:00~の練習はたまにしかやらないのですが、クロッキーをしたり、Adobe Illustratorの練習をしています。
※クロッキー=短時間で描く写生のこと。
毎日6~7時間は睡眠をとるようにすることで、翌日しっかり作業に向き合うことができています。
フリーランスになるために準備したもの
私がフリーランスになるために準備したものは2つです。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41153154/picture_pc_542a431c0753c8bdd82540eb816b7db5.png?width=1200)
・名刺
・WEBサイト(ポートフォリオサイト)
たったこれだけです。
名刺もWEBサイトも、イラストレーターが営業をするための必須アイテムです。
営業先によっては、紙やPDFのポートフォリオを求められることもありますが、ほとんどの企業はWEBサイトを求められます。
WEBサイトだと急なお話があっても、スマホやPCですぐに見ていただくこともできます。
![写真を送ります (53)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41393141/picture_pc_2fdd6357d8126a66428d027dbea02d21.jpg?width=1200)
最初は「Adobe Portfolio」や「foriio」というサービスを使用するのも良いかもしれません。
しかし個人的には、独自ドメインを取得し、しっかり作り込んでいくことをオススメします。
独自ドメインを取得することで、「本気度」が見え「信頼感」が出るからです。
私がフリーランスになった時の名刺とWEBサイト
当時の私の名刺はコチラ。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39830357/picture_pc_546dcd145ea4511cc4e93b5a8df13825.png?width=1200)
今見るとイラストレーターや漫画家の記載も無いし、電話番号も書いていない驚きの名刺です。(他にも問題は色々ありますが)
※有料部分に改良版の名刺を載せています。
WEBサイトも同じく、簡易的なものしかありませんでした。
というのも、当時自粛ムード真っ只中。
4月から子供を保育園に預けるはずが登園自粛になり、想定していたよりも作業時間が大幅に少なくなりました。
その結果、フリーランスになる日までに準備が間に合わず、簡易的なものしか用意できなかったのです。
実際にきちんとしたものを公開できたのは、フリーランスになってから約10日後のことでした。
今の私が思う、フリーランスになるために準備しておいた方が良かったと思う5つのこと
私がフリーランスになった時に準備したのは2つだけなうえ、内容もスカスカだったわけですが、今思えばそれ以外も準備不足だったと思います。
特に準備不足だと感じたのは、
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41400873/picture_pc_2cc83f3ad4f6981d7cf00c1dab62a4a3.png?width=1200)
・著作権について知ること
・見積書、請求書の発行の仕方
・契約書のやりとりの知識
・経費や売上の知識
・確定申告の仕方
です。
私は会社員だった頃、事務の仕事をしており、見積書や請求書に関わっていました。
なのでその部分の予備知識はいりませんでしたが、そういった経験がない方はそこも覚えなければならず、中々大変だと思います。
ただ、ぶっちゃけどれも外注しようと思えばできるものです。
弁護士や税理士などに依頼することになりますが、駆け出しの身としては痛い出費になります。
実際にやってみないとわからないことが大半だとは思いますが、予備知識だけでも入れておくと後がスムーズです。
ちなみにどれも専門の本がありますし、ある程度ネットで検索しても知識を得ることができます。
時間があるうちに勉強しておくことをオススメします。
またそもそも社会人経験がない方は、下記も必要になってきます。
・メールの書き方
・電話での言葉遣い
・名刺交換の仕方
いわゆるビジネスマナーというものですね。
こういう情報はネットにたくさん転がってるので、是非検索してみてください。
私もわからない時は、都度検索してやりくりしています。
未経験でコネもツテもない主婦が初受注したのは○○
ここから実際に企業から依頼を受けるに至った経緯をお話します。
実は私が最初に受注したのは、フリーランスになる前なんです。
イラストレーター/漫画家は未経験だったので、コネも無ければツテもありませんでした。
しかも前述した通り、様々なことが準備不足。
そんな私がどうやって仕事をとったのかというと、
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