人間は恋と革命のために生まれてきたのだ

太宰治、斜陽から抜粋。
私の信条のひとつとなる言葉です。

革命とはなんだろうと自問していた。初恋は遅かったけれど、幾つか恋をした。こころが苦しくなり、身悶え、燃える恋だった。思い繋がり別れ悲しみ、またいくつもの恋をしようと思った。
そして現在。全力で恋をした日々を思い、恋は十二分にしたと実感した。次は革命の番だ、そう感じた。

革命とはなんだと思う、諸君。私にとっては文章を書くことと絵を描くことなんだと思う。現実とはかけ離れたものを描き、それでも理想を描き、描くことは書くこと、ただ必死に理想を形にすること。それが私にとっての革命である。そう思う。しかしなかなかできていない、完成しきれていない、私の弱さである。

それぞれの革命がある。あなたにも、あなたの大切な誰かにも、それはきっと存在する。その革命とは、ただ必死に歩みを止めずに生きることなのかもしれない。毎日朝起きてきちんと仕事に行くことかもしれない。毎日食事を摂ることなのかもしれない。毎日家族のために仕事を頑張ることなのかもしれない。大切な誰かのためにご飯を作ることなのかもしれない。あなたが決めたことなら、それはきっと革命である。自分自身の革命を大切に。胸に掲げましょう!

さて、あなたの革命とは?今は見つけられなくとも、きっと見つかるでしょう。もう側にあるのかもしれない。大切な、普遍的な、小さき、特別な、守るべき、守られるべき、必死で生きようとする、抗う、革命。

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