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趣味ってなんだ?な話。

今日、肩まで湯船に浸かりながらこんなことを考えたりした。

改めて考えてみると、人間には頭と心を空っぽにする時間が必要なのではないか。

え?何を今更、ですって?
いえいえ、仰りたいことはわかりますとも。ただし、人間って当然のように「知っている」はずのことでも、自分の思考や感覚で理解する、落とし込むってことには存外にできていないのではないかなって思うのですよね。

まぁ、これに関しては自分がきちんと落とし込めていないっぽいだけなので、皆さんはできているのかも、ですけども。

日々のストレス、仕事のストレスを常に受け続けている現代人にとって、これをそのまま抱え続けることは相当な負担となることは想像に難くない。諸兄においても特に異論はないのではないかと思う。

で、何が言いたいかといえば、「没頭する時間」が必要なのではないかということです。
とかく効率ばかりがもてはやされがちな現代でございますが、非効率なやり方であろうと何であろうと、ダンはダンに変わりはないその当人にとって必要なプロセスなのであればあえて削る必要はなく、負い目を感じることもないのだろうと思う。

それが、所謂「趣味」なのでしょう。趣味を持つことって健康に生きていくために多少なりとも必要なこと、なのかもしれないですね。だからお金や時間を使ってでも趣味を探したり、やり続けたりするものなんでしょうかね。(別にそこまで大仰なことを考えてやる必要は無いとは思いますが)


で、問題は私にとっての趣味、である。一応、ノートに手書きをするのが趣味の一つといえば一つなので、そんな感じで一旦書き出してみることにした。


とりあえず書き出してみた、の図

えー、はい。全て()で「たまに」とかばっかり書いてあります。そうです、ほとんどやってないんですよね。あらら。

これじゃストレスたまりまくリングですね。

とはいえ、幸いなのは最近あまりやってないというだけで、これだけ足を突っ込んでいる趣味らしきものは複数あるのだ、という整理ができたことです。
頭だけで考えているとこうはいかない。これが非効率でも手書きノートにこだわる理由の一つであり、要するにそれすらもただの趣味の一つということではあるのですが。(別にPCでキーボード叩いたって同じ結果が得られる、かもしれないですけど、ノート使ってお気に入りのペンたちを代わるがわる使って指を直接「書く」という行為のために考えながら動かし続ける、ということになんらかの意味を見出したいという自分で言ってて何の意味があるのかよくわからん行為にこだわりを持ってしまうタイプの人間なのですよ。ここの注釈も長いな)

上の図だと、唯一「料理」は週末にまとめて数品程度作ったり、昼食も外に出ていないのであれば基本簡単にパスタ茹でたりとか、そう言った程度のことはやってます。
ただ注釈の通り、定番品のサイクルで若干面白みがなくなってきているのも事実なので、ここは趣味としてちょっと違う材料やレシピに挑戦していくのも一つの手かな、と思いました。刺激があると良いよね。できる範囲でいいけど。

書店の料理コーナーで月刊、季刊の雑誌があるとつい手を伸ばしがちなのですが、これも一つ、趣味を広げる、刺激を得るという点では非常に良いことに思う。実際、一年前のNHKきょうの料理に載っていたレシピ群は、いっときかなり参考にしていたし。季節が一周したからまたやろうかな。

あ、ちなみに。


パイロット エリート95s

先ほどのノートにチラッと映り込んでいましたが、こいつはエリート95sというパイロット社製の万年筆です。
万年筆もいくつか持っているのですが、つい2ヶ月ほど前までご多分に漏れず全てカピカピに乾燥させてしまっていたので、思い立って使いそうな連中を清掃して叩き起こした中の1本です。実は最近の最お気に入りであります。どうしてこんな良いやつを詰まらせっぱなしにしておいたんだワシ。既に持っているもの(コト)を飽きて忘れて放置するのは自分の悪い癖だなぁと。昔女の子にもそんなことを言われた遠い記憶。

中に入れているインクは同社製「月夜」です。インクって賞味期限ありますよね?めちゃくちゃ昔に買って未だにボトル半分も減ってないくらい残ってるので普通に使ってるんですが。


ペン先 Fニブ

エリート95sって独特の「しなり感」があって、おそらくペン先のペンへの固定方法というか装着の仕方が他の万年筆とは違うからなのか、それがいっときちょっと苦手だったんですよね。今はさらさらっとも細かくも書けるので使いやすいペンという評価に変わりましたが。


お??


オーシャンパシフィックピースの方でした。

はい。

ちなみに、手書きノートの際にはPCで変換かけるわけでは無いので分からなかったりド忘れした漢字なんかも出てくるわけですが、そのまま脳内検索をかけていても一生出てこないまま呆れておやすみなさいしちゃうので、極力そういった文字については一手間ではありますが辞書を引くようにしています。


岩波書店 国語辞典(第八版)

というのも、そもそもことの発端は数年前、書店の中をぐるぐる巡っているときにたまたますごく無性に国語辞典を買いたくなった日がありまして、棚の中から数点見繕って「何が違うんだろう、どれがいいんだろう」と小一時間悩みまくるといういつもの不審者ムーブをかましながら選んだのが上記国語辞典なのですが、ちなみにチョイスの決め手はマジで「何となく」です。
で、買ったのは良いけどぶっちゃけ何に使う目的もなく買ったもんだからそのまますっかり数年の時を経て、最近になってようやく手書きノートをするときに「そういやここに国語辞典があるじゃろ?これをこうして・・・・・・こうじゃ!」的にわからない漢字を調べるためだけに使っている次第です。
もはや意味は見てないです。漢字だけ調べたら即閉じます。まぁそもそも意味はわかってて書こうとしているから多少はね?

まぁそんなこんなで趣味のとっかかりはあるから、メンタルヘルスの観点からもっと本腰入れていけよっていう自分への発見と提言の話でしたとさ。

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