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「統一教会」被害者 山上容疑者を「精神異常者」に仕立て上げようとする策謀

山上容疑者が送った手紙

狙撃決行前に、山上容疑者が知人に送ったとされる手紙が公開されている。

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この手紙を読むと、冷静且つ的確に状況を分析し、標的を教祖から安倍晋三に変更する過程も「統一教会」を支援し、広めている元凶が安部信三と見定めた上での事で非常に論理的。自己を客観的に対象化するメタ認知もしっかりできており、カルト的要素は全く感じられない。

奈良での狙撃行動も極めて冷静沈着。狂気に駆られての行動なら、「無関係の人間を巻き添えにしないように」などという事は考えない。

記者会見した山上容疑者の伯父(弁護士)が「彼は、頭脳明晰。普通の家庭だったら京大に合格していただろう。」と語っているがその通りだろう(容疑者の父親も京大卒)。

自民党が恐れているのは、このような山上容疑者が裁判で何を語るかという事。安倍を殺そうと決意するに至った動機の解明には、安部と「統一教会」との関係の事実認定が不可欠からだ。

審理の中で、「統一教会」を日本に呼び込んだ祖父岸信介、父晋太郎、そして、晋三と三代に渡る自民党との密接な癒着関係が裁判で認定され公になってしまう事を自民党は恐れているのだ。

捜査当局が狙う「鑑定留置」

だから、「安倍氏を狙った動機には論理の飛躍がある」などと無理筋の屁理屈をでっち上げて山上容疑者を「精神異常者」に仕立て上げ、その証言には信憑性がないとの印象操作を図ろうとしている訳だ。

更に精神鑑定の結果、心神喪失・心神耗弱と判断された場合、重大犯罪については医療観察法に基づいて入院措置がとられることになる。山上容疑者を「精神障害」と鑑定。強制的に精神病院送りにして世間から隔離する事でその口を塞いでしまうのが自民党にとって最上のシナリオだろう。

「密室」での長期間の鑑定留置の間に何が行われるか、外部からは全くわからない。薬漬けや洗脳、マインドコントロール、あるいは様々な方法で精神を痛めつけて正常な人格を破壊し、「心神喪失」状態にしてしまうというやり口もある。

更には、「山上容疑者、留置場で自殺!」という究極の奥の手もある。自民党と言うのは、政権維持のためにはどんなに汚い手だろうが平気で使う政党だからだ。

問題は裁判所が精神鑑定を認めるかどうかだが、弁護士である伯父の「頭脳明晰」発言は、その予防線の意味もあるのではなかろうか。

精神鑑定のための「鑑定留置」は通常2~3か月とされているが期間についての定めはなく、延長を繰り返せばその間、山上容疑者を世間から隔離できる。取り調べもストップし新たな供述が出て来る事もないので、その間に「国葬」は滞りなく済ませることが出来る。

また、「鑑定留置」を最大限長引かせ、結果的に責任能力ありと判断された場合でも、国民が忘れた頃に裁判を始めれば事件への関心も薄れているので、山上容疑者が何を言おうと大したニュースにはならないと計算しているのだろう。全く国民を舐め切っている。

だから、たとえ鑑定留置の決定が出ても弁護士が裁判所に準抗告を申立て、取消しや期間の短縮を求めて争うべきなのだ。

山上容疑者のこれまでの言動は論理的に首尾一貫しており、安部が「統一教会」とグルになっていた事は動かせない事実。裏で結託している共犯者が狙われるのは当然で、そこには「論理的飛躍」など何もない。

日本の表の支配者安倍晋三が「守護神」としてこの30年間、警察やマスコミに手を回して「統一教会」守り、その悪魔のカルト宗教ビジネスを手助けし、支援して来たのは公然の秘密。安倍は「ジャパンライフ巨額詐欺事件」でも、これと全く同じ事をやっていたはずだ。

官房長官時代に霊感商法捜査に圧力をかけて妨害したのも、公安調査庁の重点監視対象から外させたのも、歴代内閣が20年以上認めなかった教団名変更を許可したのもすべて安部の仕業。

当然のことながら、「守護神」である安倍晋三を失う事で甚大な打撃を被るのは「統一教会」。教祖一族を根絶やしに出来ない以上、山上容疑者が次善の策として「統一教会」の最大の庇護者を狙う事は、当然の成り行きである。
                                  そこには「論理的飛躍」などないのだから、当然、精神鑑定の必要もない。

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