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セルフケアの本と日記アプリの紹介

いい本に出会ったなと思うので、紹介しようと思います。
けっこう便利な日記アプリも見つけたのでそれもついでに。

・紹介する書籍

伊藤絵美 著 イラスト:細川貂々
『セルフケアの道具箱  ストレスと上手につきあう100のワーク』晶文社(2020年7月)

以下のURLは晶文社の書籍紹介ページ↓
https://www.shobunsha.co.jp/?p=5792


・紹介する日記アプリ

Daylio
https://www.daylio.net
アンドロイド、iPhoneに対応


ではまず、本の紹介からします。
『セルフケアの道具箱』は、その名のとおり自分をケアする、
守るためのワーク(作業)がたくさん書かれた本です。
不安や苦しみ、トラブルに巻き込まれているなど、心がつらい状態のとき、
自分自身に対してできることとは?
これがなかなか難しいのです。つい、「なんでこんなことで落ち込んでしまうんだ」と余計に自分を責めたりしてしまう。

この本の良いところは、わかりやすい言葉でていねいに「どのように自分をケアするか」の方法が書かれているところ。
もうだめ、死にたい、という何も頭に入らないときでもパッとできるワークが載っているところ。


私は今までにも、いろんな本を読んだり治療を受けたりして自分を救おうと努力してきました。
認知行動療法、薬物療法、マインドフルネス、カウンセリング、インナーチャイルド療法、アドラー心理学など。
実際に受けたのは認知行動療法と薬物療法、カウンセリングだけで、ほかは本で読んだだけなので詳しくは語れないけど……。
いろいろやってみて、それでもあまり効果を感じることができなかったです。
(薬物療法は効果を感じることもあります。合わない薬のときはダメだったけど)

今回もダメ元で本を読んでみたけれど、この本はわりと私に合ってるな、と思ったのでこうして紹介しています。
もちろん人によっては合わないこともあると思います。合わないなと思ったら無理して読まなくていいです。

『セルフケアの道具箱』でも、認知行動療法やマインドフルネス、内なるチャイルドといった理論や手法が紹介されています。
でも今まで私が読んできた本とは違って、やりやすくて納得できる部分が多かったんですよね。
特に「内なるチャイルド」という考え方、私はずっと苦手だったんですが、この本の考え方はいいなと思います。
まず、自分の中の子供との距離感がいい。
他のインナーチャイルドに関する本で「自分の中の小さな子供を愛して抱きしめましょう」とか言われたときは、
「はあ? きも 愛せねえから困ってんだろうが」って感じだったんだけど、
この本では「まずは呼びかけてみて」というわりとあっさりしたスタンス。
だから「はあ?きも」とはならなかったのです。

あと、自分が子供ころに受けた傷を確認する作業はかなり苦痛で、
不安が強化されたり自暴自棄になってしまったりという危険もあります。
この本では、自分の満たされなかったところを探る前と探った後は必ず「安全を確保するワーク」をやってくださいと書かれていて、そこは信頼できるなと思いました。

カウンセリングもそうだけど、過去の苦しかったことを思い出したり語ったりすることは現在の傷を広げてしまう可能性もあることなので、むやみにやらないほうがいい場合もあると思います。

この本には他にもいろいろな療法や理論、ワークが書かれているのだけど、紹介するのはここでやめておきます。
気になった人は読んでみてほしいです。
けっこう使えるやり方が載っていると思います。


で、日記アプリ(Daylio)についてですが、こちらはおまけです。
上で紹介した本、『セルフケアの道具箱』に載っていたワークや考え方を
日記に反映したいと思ったので使い始めました。

Daylioの良いと思うところ

・その日の自分の気持ち、行動をワンタッチで入力できる
・「洗濯」や「買い物」、または「文章を書く」など、自分で入力してカスタマイズできる
・アイコンがシンプルでわかりやすい、選べるアイコンが多い
・無料版でも使える機能が多い

こんなところでしょうか。


こちらがアプリを使用した例です。

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めちゃくちゃな数のタグがついていますが、これは自分でカスタマイズしたものです。
初期状態では「今日の気分」、「趣味」、「睡眠」、「食べ物」、「家事・仕事」くらいのカテゴリしかないですが、それで十分な気もします。
私はそれに、「コーピング(ストレスをやわらげる行動)」、「ストレッサー(ストレスの原因)」、「ストレス反応」のカテゴリを追加しています。
そのそれぞれのカテゴリ内に、「布にくるまる」とか「寒い」などの細かな内容を設定してあります。

これがいいやり方なのかはわかりません。
たぶん途中で飽きるかも……。
まあ、自分の状態を記録するのは役立つと思うので気長にやってみます。

以上! お読みいただきありがとうございました。
あ、紹介した本は電子書籍もありますが、リアルの本を買ったほうがいろいろ書き込めていいかもしれません。

今度こそ以上! 

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