旅の記録②〜『星野リゾート 界 遠州』を楽しむ
そもそも今回の旅の行先を浜松にしたのは、憧れの星野リゾートのお宿に泊まれるかもーってのが決め手になったのでした。もちろん予約が取れないことで有名な星野リゾートさんなのでそこは日にちの運。3連休の次の週という日程が良かったのか、すんなり予約が出来、この時点で私の旅に対するテンションは最高潮に達したのでした。
とはいえそこはやはり星野リゾート。私たちが泊まった日も満室で、『ご当地楽』というワークショップは予約で埋まっているとのことで体験出来ませんでした。残念。ご当地楽では、お茶の淹れ方を教わったり、玄米茶の玄米を自分で煎ってオリジナルのお茶を作ったりできます。朝は茶摘みも体験出来ます。
それもそのはず、『界 遠州』はお茶をテーマにしているので、例えば入浴前、入浴中、入浴後ーとそれぞれ飲めるお茶が違います。もちろん飲み放題。
ロビー横のスペース(トラベルライブラリー)には冷たいお茶が用意されていて、朝と夕方では違う種類のお茶が用意されています。透明のサーバーに用意されたお茶は2種類、朝はフルーツティーでした。
旅館やホテルのお部屋に必ずあるお茶も、元々お部屋に用意されているものだけではなくトラベルライブラリーには20種類ほどのお茶葉があり、飲みたいお茶をその場で淹れて飲むも良し、飲みたい茶葉をお茶缶に入れてお部屋に持ち帰ることも可能。
また、トラベルライブラリーには旅にまつわる本が置いてあり、畳に座ったり寝っ転がったりして本を読む、なんて過ごし方も出来ます。
夜の9時からは『おちゃけ』という、お茶とお酒がコラボしたカクテルが提供されます。この日は“ほうじ茶×ジントニック”のカクテル。少し甘い、甘酒みたいな、とても美味しいカクテルでした。こちらは一人一杯しか飲めないのが残念ですが、ここでしか味わえないカクテルなのでチビチビ飲みました。
お風呂上がりには“湯上がり処”で、熱いほうじ茶とアイスキャンディー(コーラ、レモン、メロン、ソーダの4種類)が食べ放題。湯上がりのアイス、たまりません。小さめサイズなので一気に2本いただきました。
さて、温泉といえば浴衣ですが、こちらのお宿の館内着は作務衣。老若男女、皆お揃いの作務衣を着て館内をウロウロ。また、温泉宿によくある、お風呂に持って行く用の巾着袋、こちらのお宿にはお部屋に風呂敷が置いてありまして、この風呂敷を折って畳んで結んでーと指示通りにやっていくとあら不思議、風呂敷バッグの出来上がり。
この風呂敷バッグがお風呂に行く時に着替えなどを入れて行く袋になるのです。風呂敷は、お宿によって色が違うとのこと、遠州はお茶がテーマなので風呂敷はグリーンでした。記念に持って帰れるので良き。
お部屋は全室レイクビュー。和洋折衷のお部屋には、居心地の良い座椅子やクッションが置いてあり、浜名湖を眺めながら寛げます。ま、今回はお孫ちゃんが一緒だし、そもそもせっかちな私たちはそんなに優雅な時間を過ごす術を持たないので、あれやこれやとバタバタしてしまいましたが。
星野リゾートに泊まれたーこれだけで今回の旅の大方の目的は達成されたようなものです。
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