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目新しさに興味をそそられる、秋ドラマ


今クールのドラマもなかなか豊作だ。ネトフリのドラマが話題になりがちだが、日本の地上波ドラマも頑張っている。マンネリ化、既視感、あるいは同じ分野(例えば病院モノとか警察モノとか)が重なって残念なクールもあるが、今クールは分野もバラけて、新鮮さもある。新鮮さの要因は、ヒロインの相手役だと思う。これまで3番手、4番手で実績を積んできた人たちが、今クールでようやくヒロインの相手役に抜擢された感じ。


私が注目しているのは、まず『SUPER RICH』で江口のりこさんの相手役をつとめる、赤楚衛ニさん。前クールの『君はキレイだった』で、小芝風花さんを「ジャクソン、ジャクソン」とイジる樋口くん役が印象的だった俳優さん。「あんな同僚がいたら、職場が絶対楽しいっ。」は、私の職場での女性陣の会話。ライダー系なので知ってる人は知ってる、みたいな感じだったのが、全国区になり、今回の役。江口さんを尊敬する眼差しが愛に変わるところを見逃すな。


『最愛』で吉高由里子さんの相手役は松下洸平さん。ゴチのレギュラーとしてお茶の間での知名度は上がったが、「何に出てる人?」という感じは否めなかった。TBSの金曜10時枠、サスペンスもの、相手役の吉高さんは数字を持ってる。役柄も、女性から人気が出そうな感じ。爽やかで、正義感が強くて、弱いモノに優しくて、頼りになる。こりゃ、ブレイクするな。誰が誰の“最愛”なのか、ドラマの展開も大いに気になる。


実は、今クールで私が一番ハマっている相手役が、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』の、杉野遥亮さん。ヒロインの杉咲花さんとの身長差がまずツボ。真っ直ぐすぎて時におバカ丸出しなところも良き。とにかくバタバタしてて母性本能をくすぐる。“グリーンボーイズ”や“アタック”のCMなどでイケメンぶりを発揮していたが、そのビジュアルとヤンキーという役どころのギャップが意外とクセになる。
このドラマのヒロインは、“弱視”、で、白い杖をついて歩く。そこから生まれる苦労や誤解、そして成長が温かく描かれる。“普通とは?”というテーマを考えさせられたりもする。


そんな中、ドラマに登場するスイーツが、セブンイレブンで発売された。商品名は、恋ではじけるキャラメルポップコーンドルチェ
ポップコーンが乗ったパフェ、今までありそうで無かった。目新しいスイーツだ。

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映画鑑賞が趣味のヒロインだが、暗い映画館でポップコーンを食べるのは難易度が高い。そんな彼女が安心して食べられるポップコーンスイーツ。転がりやすい、落ちやすいポップコーンが、クリームに乗っかることで転がりにくくなるということなのかな、多分。ポップコーンのサクッと感を維持するため、ポップコーンは“後乗せ”。どん兵衛の天ぷらと同じ原理。

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パフェは、下の層から

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コーヒーゼリー
キャラメルムース
ミルクのムース
キャラメルホイップ
キャラメルポップコーン(別皿)


全体的にキャラメル風味で統一されているが、底のコーヒーゼリーのほろ苦さでバランスがとれている気がした。ドラマのヒロインと同じ物を食べることが出来るのは、今年初めのドラマ『この恋あたためますか』でも経験したが、なんか楽しい。まさか、自分がドラマのヒロインになったみたい、なんて図々しいことは言わないけど、周りで一緒にワイワイ食べてる共演者、ぐらいな気持ちではある。



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