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編集がもっと楽になる!【テロップ入れ効率化】のコツ(PremierePro自動文字起こし不要、タイピングが遅くてもOK)

もしあなたが今、テロップ入れ(字幕入れ)のやり方に満足していなくて、不満だけど時間さえかければ何とかなる。

でも、このままじゃ納得できないと思っているなら、ぜひこのnoteを読んでほしいです。

このnoteには、フルテロップ専門の動画編集者である私が

「動画編集における面倒なテロップ入れをどうやって効率良くしているか」

を書いています。

「子どもが小さいから時間が取れない」
「動画編集の仕事がきつい・しんどい…」
「編集に追われて心が疲れきった…」

大変時間がかかるテロップ入れ作業を時短したい、改善したい方にはこのnoteがきっかけになると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

本題に入る前に

※このnoteは私の作業環境に沿って試したり、調べているので、以下の環境の方に最も適した内容です。

・Windows
・Premiere Pro使用
・フルテロップが専門
・話者が1人の動画のテロップ入れがメイン

※「あんた誰?どんな編集環境でやっているの?」と思う方は自己紹介ページもごらんください。

ただ、このnoteではMacでの操作方法や話者が2人の場合についても触れています。

加えて大変申し訳ないのですが、このnoteは有料です。

理由としては時間をかけて調べ・試したのと、

本noteの内容が動画編集者の単価やフルテロップを仕事として受注している方々に影響が出るかもしれないからです。

私には全然影響力がありません。とはいえ、このnoteの存在によって雇用主側が

「作業時間が短くなるんだったら単価を下げても大丈夫かな」
「自分でやれるなら頼まなくてもいいか」

と思うのは避けたい。

「毎日忙しくて余裕がない」
「自分の時間を作りたいけど中々難しい」

という動画編集者の方を中心に必要とされたい、そんな思いでこのnoteを書きました。

そのため、今後は一定部数売れるごとに価格を上げる予定でいます。今の価格が常に最安値だということをご理解頂けると幸いです。

発売から~2/15まで期間限定500円※終了しました
現在は980円で販売しています(※~4/2で終了しました)
2024/4/3 当初に想定した部数を超えたのと、追記によって料金を1,980円に改定いたします。

※販売実績が公開できる段階になれば、こちらに掲載いたします。

ただひたすら時間をかけて編集するのではなく、他の編集者と差をつけるためにも「効率化のスキル」を身につけることはとても大事です。

テロップ入れ効率化のメリットはたくさんあります。

私はテロップ入れを優先して効率化することで、カットや装飾など他の作業にもっと時間が使えるようになりましたし、全体の作業時間も短くなったので時給も上がりました。

このnoteを手にとって頂き、動画編集の作業時間を短くしませんか?

人生を楽しむためといったら大げさですが、自分のしたいことや大切な人と過ごすための時間を生み出していきましょう。

テロップ入れの効率化でどれだけ時短になった?

まず、「テロップ入れの効率化」で多くの人がやっている方法、もしくはインフルエンサーが勧めている方法をふり返ると、主にこの2通りですよね?

  1. 手打ちで入力する(タイプ速度を上げるなど)

  2. Premiere ProやVrewなどの自動文字起こし機能を使って誤変換を修正する

他にも小技として(エッセンシャルグラフィックステクニック、ショートカットキー活用、テンプレ活用、Photoshop併用など)ありますが、ネットの記事やSNSで大きく取り上げられているのはこの2つです。

ところが今私がやっているのは、1と2どちらにも偏っていません。

手打ちにも自動文字起こしにも頼らない理由については別のnoteを見て頂けたらと思うんですが、

どこまで改善されたかというと、以下のとおりです。太線を境にして色なしが効率化する前、色付きが効率化したあとです。

完成尺が近いものをなるべく集めました

完成尺15分を超える動画では、テロップを入れ終わるまでに大体4時間近くかかっており、尺1分のテロップを作るのに平均して13分ほどかかっていたんですね。

つまり、1時間で4分ぶんのテロップしか作れなかった。

それがこれからご紹介する方法を行うと、13分が9〜10分くらいになり、全体で3時間以内に収まったんです。

『思ったほどじゃないな』って思われるかもしれませんが、1時間でも余裕が生まれるって大きいですよ。


"チリツモ" で考えてみてください。

数字上での話ですが、私の場合は15分のフルテロップ作業を効率化せずに作ると、約3.3時間かかることになります(尺1分作るのに13分かかるので、13×15分ぶんで約3.3時間)。

ところが、効率化すると2.3~2.5時間になるんですよね。(9〜10×15分ぶん)

それって月に稼げるお金や時給にしっかり影響が出ます。

例えばココナラでフルテロップ動画受注の相場を見ると、大体尺15分で3,000円~となっていますが、仮に1本3,000円×月10本=30,000円分を納品するとしますよね。1本あたり3.3時間×10本納品なので、33時間かかります。

動画編集は時間がかかるので、工数と収益は「チリツモ」で考えるのが大事

テロップ効率化をすると、1本あたりの作業時間が減ります。だから月に同じ33時間分の作業をすると、30,000円の収益が39,000円~42,000円くらいまで増やせる可能性があります。時給でみても、277~410円増で差が出ます。

また私は1つの動画でフルテロップ以外にカットや装飾の作業もやっているんですが、

色付きが効率化した後

効率化前は全体で1本あたり5.7~7.0時間かかっているのに対して、効率化後は4.1~6.5時間まで抑えられました。

これがあなたの状況でも当てはまる可能性があります。

テロップ入れを効率化しないと、ちょっともったいないって思いますよね??

もしくは空いた時間で稼がなくても、その1時間で仮眠したり、買い物したり、家事したり、家族と過ごしたり、スキルアップに充てたりもできます。

子どもが突然体調を崩した時も、仕事のことを考えすぎずに済みますし。疲れ方も全然違うんですよね、焦りも減って。

完成尺15分程度で1時間の空きが出ましたが、これが長尺であればあるほど、さらに時間を生むことができます。

つまりは

  • 単価が高めな長尺の動画を受注する

  • 面倒でやりたがる人が少ないフルテロップを受注する

という選択肢が増えます。

【結論】テロップ入れの効率化ってどうやってするの?

話を戻しますが、これからテロップ(字幕入れ)の効率化について、できるだけ「安く成功できる方法」という観点でご紹介していきます。

内容は無料部分なので隠れてますが、こんな感じです。

目次イメージ

結論、実際にテロップ入れを効率化できた方法というのは…

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