睡眠導入剤、抗うつ剤を飲むことは恥ずかしいことなの？そもそも「うつ病」って恥ずかしいことなの？

私はいま　睡眠導入剤　と　抗うつ剤　を飲んでいます。

理由はまた別の機会に書こうと思いますが、ざっくりいうと、結婚相手と別れたことをきっかけに精神状態が不安定になり、いろいろなことが辛いと感じるようになり、私は『うつ病』となりました。

はじめて2つの薬を飲んだ時、翌朝ふらつきがあったため、2つとも弱い薬に変更していただき毎日飲んでいます。しかし、薬剤師さんにも珍しがられるほど弱い薬なので、正直気休め程度しか効いていないと思います。それでも飲むと寝れる気がします。

このブログを3行で書くと

・思いもよらない何気ない一言で傷つく人がいるかもしれません。
・外見からは想像もつかない思わぬ人が、うつ病であることがあるのです。
・私は『うつ病』という病名に救われました。
　
　

薬を飲むことは恥ずかしいことなの？

とある朝、会社で後輩と朝交わした雑談で、私はすごく不快な気持ちになりました。

後輩「最近寝れないんですよ」

私「ありゃ、、それはよくない。お薬とかは？」

後輩「なんか薬に頼るの抵抗あって。薬嫌いで、いつも漢方処方してもらってます。睡眠薬とかってうつ病みたいじゃないですか。」

私「・・・そうだね。私は飲んでるけど。」

たったこれだけの会話で、不快になる私の心が小さいのかなとも思いました。

しかし、それでもイラっとしたのは事実です。

態度には全く出さないで「私は飲んでるけど(笑)」みたいな感じで笑い話にして、そのあとに、後輩の寝れない理由を一緒に悩みました。

でも、心は不快で傷ついていました。

睡眠導入剤を飲むことは恥ずかしいことなのでしょうか？

抗うつ剤を飲むのは恥ずかしいことなのでしょうか？

うつ病ではダメなのでしょうか？

風邪を引いたら風邪薬を飲む。
頭が痛かったら頭痛止めを飲む。
胃もたれしたら胃薬を飲む。

眠れないから睡眠導入剤を飲む。
うつ病になったら抗うつ剤を飲む。

それの何がいけないのでしょうか？

確かに、はじめは私も抵抗がありました。
薬に依存してしまうかも…という不安が大きかったです。
（現に、気休めだと思いつつも毎日薬を飲み続けているわけですし…w）

そして、どこかで薬に頼ることが恥ずかしいと思う心がありました。

そんな思いがあって、「自分は多分うつ病だろうな」と思いながらも半年間病院に行かず、きっと元の自分に戻るだろうと信じ、ただ我慢して我慢して我慢して苦しみ続けました。

そんな中、限界を迎える日が来ました。
「もう、病院に行かないと会社に行けなくなる。」と実感した日が。

そんな状況で病院に行き、診断された結果が案の定『うつ病』でした。
その病気を治すのに見合った薬を処方してもらいました。それが、睡眠導入剤と抗うつ剤でした。

そりゃ、自然由来の漢方の方が体にはいいのかもしれません。
でも、覚せい剤やドラックに手を出しているわけではないのです。

心と体を守るために適切な薬を処方してもらっただけなのです。

悪いことでしょうか？

もちろん、睡眠導入剤や抗うつ剤を推奨しているわけではないです。
正直、私はまだ2つの薬を飲むことに抵抗はあります。

薬に頼らないことが一番です。健康が一番です。
私が言いたいのは、時には睡眠導入剤や抗うつ剤を飲む必要があるということです。

うつ病は恥ずかしいことなの？

睡眠薬とかってうつ病みたいじゃないですか。

後輩は、私がうつ病であることを知りません。
なので、安易に『うつ病』という言葉を使ってしまったこと自体は仕方がないことで、それに怒りを覚えるのはおかしいと自分でも思います。

ただひとつだけ腑に落ちないのが、後輩が「うつ病」を卑下的な意味で使っているように聞こえたことです。

私は、自分がうつ病だと診断されて、正直よかったと思っています。

・何もやる気が出ない
・昔できたことがうまくできない
・どうしたらいいかわからない
・常に悲しくて、急に涙が出てくる
病院に行くまでの我慢し続けた半年間、とても辛かった。

今でも辛い。

でも、「私は病気だからしかたない。」
そう思わせてくれたのが、『うつ病』という病名でした。

風邪を引く。
怪我をする。
うつ病になる。

体の病と、心の病、何が違うのでしょう？
心の病気は恥ずかしい？自分の弱さ？
そんなことはない。
体の病気と同じ。

なりたくなくても、なるときはなっちゃうんです。

タイミング。

誰しもが望んでなっているわけじゃない。

病気になることはいいことではないです。
しかし、なるときはなる。そういうものなんです。

だから、私はうつ病でも恥ずかしくないし、うつ病だからって心が弱いとも、哀れだとも思いません。

うつ病患者は『うつ病』というちゃんとした病気と闘っている
立派な勇者です。

最後に

後輩は本当に悪気があって言ったわけじゃないんです。
それはわかっています。
自分がうつ病じゃなかったら全く気にしない一言です。
一緒に笑い飛ばしていた話です。
嫌いじゃないんです。
大事な後輩です。

お互い、早くぐっすり寝れるようになるといいね。

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勢いで書いたので、文章おかしいところなどあるかもしれません。

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