夫の分身に精霊が宿った理由
ちんちん電車っていう名称がとても好きだ。
単純に「ちんちん」ってついてるから。
中学生の時に、大阪に遊びにいくってなった時に、ちんちん電車に乗ろうぜ!とグループで話に上がった時に、私が一番大喜びで「ちんちん電車!」と大声で言い続けていたら、先生にちょっと声を小さくするように、と注意してもらった。
ちんちん電車にはそんな楽しい思い出ばかりある。
そんな私だが、本物のちんちんへの興味はずっと希薄だった。
男性とお付き合いする経験が34歳までなく、その前に30歳で結婚したものの、相手のちんちんと出会う事なく1年経たずに離婚したりして、お父さんとお兄ちゃんのちんちんと、親戚の赤ちゃんのちんちんくらいしか見たことがなかった。
1度目の結婚で、相手のちんちんにお目にかかれなかったが、それも当初は嘆いていたが、実はどうでもよかった。
ちんちんが人生に必要だという感覚もなかった。
子どもが欲しいという気持ちもなかったし、セックスがしたいという気持ちもなかったので、この先ちんちんと出会うことが無くても別に問題ないと思っていた。
ところが、夫と出会い、夫のちんちんと出会ってからは、夫のちんちんがとても愛おしくなった。
ちょっとしたストレスですぐにしんなりとするちんちん。
私が義母の悪口言うだけでしんなりする。
なめくじに塩をかけるくらいに簡単にしんなりしちゃうんだなって思うとすごい愛おしくなった。
夫に元気がないと、ちんちんもしんなりしてるんだろうな、と想像がつく。
それがすごくときめいた。
ちんちんにも気持ちがある。
ちんちんも生きている。
なんだか、ちんちんに強い生命体を感じた。
そして、気づいた。
ちんこの精の存在に。
ちんこの精は目に見えるわけではない。
ただ、存在している事に気づいてからは、なんかホヨホヨその辺を浮いてることが分かるのだ。
ホヨホヨ浮いてるのが分かるのは、心がぽっとあったかくなるから。
ちんこの精がホヨホヨ楽しそうに浮いてると心があったかくなる。
夫はちんこの精の存在に気づいてないと思う。
ちんちんの事を自分の分身だとは思ってるみたいだけど、そこに精霊が宿っているとは気づいてないようだ。
でもきっと、子どもの頃から大切に大切にしてきたのだろう。
だから、精霊が宿ったのだ。
夫がどれだけちんちんを大切にしてきたのか、ちんこの精の存在を感じとり、気付くことができた。
ついつい、自分には無いものだからと、珍しくなっておもちゃにしてしまいがちだが、夫がそうしてきたように、私も夫のちんちんを大切にしていこう。
宿っている精霊がご機嫌な日も、ちょっと元気ない日も、しなしなの日も、いつでも大切にしてあげよう。
そのうち、あちこちの女性器にお邪魔してた頃の感想も聞いてみたいものだ。
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