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ぱるるーだフォン
僕は高級キッチン家電メーカーの「ぱるるーだ」が発売したスマートフォンを買った。
僕はそれを彼女に自慢する。
「この「ぱるるーだフォン」は何と言ってもスケジュール・アプリが最高なんだよ。さすが「ぱるるーだ」だよ」
「スケジュール・アプリならアプリ・ストアからダウンロードできるじゃない」
「だからさ、「ぱるるーだ」のスケジュール・アプリは他のスケジュール・アプリなんか比べ物にならないくらいに優れているんだよ」
「だからその「ぱるるーだ」のアプリがダウンロードできるのよ」
「え?」
僕はスマホのアプリ・ストアを確認する。
本当だ。無料でダウンロードができる。
「ぱるるーだフォン」だけにインストールされているはずだったのに。
まぢか。
「でもいいよ。僕はこの「ぱるるーだフォン」でnoteを書くから。これで書くと何だか良いのが書けるんだよ」
「あなたのnoteってさあ、コメント欄がぜんぜん盛り上がらないわよね。それって塩対応が原因なんじゃないの?」
「何だか「ぱるるーだフォン」で書くと塩対応になっちゃうんだよね」
おわり
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