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皆が笑顔で生きていける世の中へ。

今日は、とある方の記事を読んでみて
感想というか、私の経験談や失敗談を書こうと思います。

joker46さんの記事です。
私はとくに弱者の人がいる!と
アンテナを張って生活しているわけではありませんが、何となく、そう言う現場や人に出会いやすいのです。
私は、精神障がい2級ですが、身体はとくに問題なく生活できています。

ですが、私のおかん(母)は身体障がい者でした。
生まれつきではなく、後発的なもの
もうひとつのアカウントにも書いてありますが
ALS(筋萎縮性側索硬化症)でした。
今年で、亡くなってから8年目になります。

だから、どうなんだ。と言う話ですが、
まあ、困ってる人に、おかんが引き合わせているのかもしれませんね。

ここでは3件の例をあげて、経験と失敗を紹介します

私の経験と失敗談

・夜中に転んだおじいさん

ある夜中に、姉と外食をして帰宅していたら
目の前から歩いてきた、おじいさんが
いきなり、よろけて転けてしまいました。

「大丈夫ですか?!」とかけよると
おでこから軽く出血。
見ていた限り、前のめりに倒れたというよりかは
体の左側からゆっくりと、腕をついて倒れた感じだったので、
頭を歩道に直撃したわけではないことはわかりました。

私は持っていたティッシュで傷口を押さえると
「救急車呼びますね」と伝えました。
すると
「救急車はええ、家が近くなんや、大丈夫や」
と言うので
「じゃあ、お家の人に来てもらいましょうね」
と言って、電話番号と、おじいさんの名前を聞きました。

救急車は、搬送される人が
「乗らない!」と言ったら、無理に乗せて病院に連れて行くことはできないんです。
なので、一度、家の方に来てもらい、
救急車に乗るか、家に帰って様子を見るかを決めてもらおうと思いました。

幸いにも、おじいさんが言う家の場所は、
本当に、転けた場所から徒歩3分程度のところで、
電話には、奥さんらしき方が出られ
簡単に、事の説明と、今いる場所を伝えて
迎えに来れますか?と聞いたら、「すぐに、行きます。」
との事だったので、奥さんが来るまで、
おじいさんにティッシュを渡すと
自分で、傷口を押さえてもらったりして待っていました。

すると、奥さんらしき人が現れて
何度も「すみません!」と謝られたのですが
私は、かまいませんよ。と言い。
靴が脱げてしまったおじいさんに
「足あげますよ〜しっかり支えてもらって下さいね〜」と言い、靴を穿かせてあげました。

「汚い靴で、ごめんなさいね……。」
と言う、奥さんに
「いえ、母の介護で慣れてますから」と言って、
お二人が帰って行くのを見送りました。

ここまでは、良かったように見えますが、
ここからが失敗でした。
この後、姉が大激怒。
「手袋もしてないのに他人の血に触るなんて
 感染症になったらどうするの?!」

私は、他人の、血が汚いものの様に言われて
「そんなことないよ……。」と言いましたが
姉としては、見ず知らずの人よりも
大切な家族だったのでしょう。
たしかに、感染症になったら困るのは私です。
簡単に、誰かの血に触れてはいけないと学びました

そして、一応、転けて頭を打った可能性があるので
奥さんに
「念のため、明日にでも、痛みがあったり、ふらつきがあれば、病院に行って下さい」と伝えるべきだったと思います。

軽い脳梗塞で転んだのかもしれないのですから。
そして、私は帰宅後
姉に監視されながら、念入りに手洗いをさせられました。

・歩道で動けない車椅子の女性

これは私が通所している仕事場の前で起こったことです。
そこは、電車のガードの下で歩道と車道の間に少しの溝がありました。
その溝に、どうやら車椅子の後輪がはまってしまったようなのです。
手助けに行こうとしたら、先に会社員のお兄さんが声をかけられて
溝から車椅子を持ち上げていました。

良かった良かった。と思い、私もお兄さんもその人から離れたのですが、
まだその場所から動かずに、もぞもぞとしている……。
どうやらカバンを落としたらしく、それを拾おうとしているみたいなのです。お兄さんは行ってしまいました。
なので、私が近づいていくと、声をかける前に自力でカバンを拾えたみたいで。前に進もうとしていました。

なので「少し押しましょうか?」と声をかけて
「ありがとうございます」と言われたので、
ガード下から平らな歩道まで、押して行ってあげました。
その後は押しながらも自力で車椅子を動かしていたので
あまり手伝われたくないのかな?と思い
「この先は行けますか?」と聞いたら「はい。ありがとうございました」
と言われたので、私は来た道を戻って行ったのですが、
気になって振り返ると、違う方が車椅子の人に声をかけていました。

やっぱり、私が行ける場所まで押して行ってあげたら良かったかな。
溝にはまったり、カバンを拾ったりで疲れてたよな……。
と、おせっかいかもしれないけど、もっと声かけをしたら良かった。
という失敗談です。

・見知らぬ場所での白杖の人と遭遇

私が地下鉄に乗って、ケアマネさんと新しい仕事場所を探している時の出来事です。
ケアマネさんは自転車で行くので、現地集合にしましょう。となり、
地下鉄に乗ったは良いものの……。
40分も早く乗り換えの駅に着いてしまいました。
乗り換えをしても、1駅で目的地に着く……。
まあ喫茶店かマクドくらいあるだろうと、早く乗り換えの駅に降りたら

エスカレーターに乗客が集まっていて
私もエスカレーターに……。と思ったら
白杖の方がエスカレーターの乗り口で右往左往されていました。
他の人は我先にとエスカレーターに乗り込んで行って、
正直「お前ら人が困ってるのわからんのかい、立ち止まるくらいしろや!」
と思いながら「大丈夫ですか」と声をかけたら
「大丈夫です」と言われたのですが、いや、明らか大丈夫に見えないよ。
と思い「改札まで一緒に行きましょうか」と言うと
「ありがとうございます。助かります」とやっと笑顔になってくれました。

しかし、白杖の人のお手伝いは初めて。
小学4年生の頃に「障がい者体験をしよう」と言う授業で
アイマスクをつけたクラスメイトを連れて校舎内を歩く。と言う経験しかない私。覚えていることは一つだけ
「相手に自分の肘を持ってもらいながら、一緒に歩く」
もっと勉強しとけ!私!と当時の私に言いたかったことこの上ない!!

とりあえず、肘を持ってもらい、エスカレーターに乗って
「もうすぐ降り口ですよ〜」と声をかけ、無事エスカレータークリア!!
で、改札まで来ちゃったのですが
「○番改札はどっちですか?」と聞かれ、案内図を探すも見当たらず
とにかく人が多くて、わからない!!

地図を見よう!!と思ったら、地図は改札を出てから。

私も眼鏡でそんな小さい字は見れないので、近づかないといけない。
でも、白杖の人は切符。私は単身用無料券
(大阪市の交通機関なら無料で乗れると言う障がい者専用の磁気カード)
白杖の人を、この人混みに放置して、私が地図を見に行って、戻ってくるのは、絶対に不安にさせる。
こんな時に駅員さんはいない!

かくなる上は!「一旦、改札を出て、地図を見て地上から行きましょう」
これしかない!!と思いました。
一緒に改札を出て、地図を写真に撮り、この大通りをわたって、右!
と、地上にいく階段でも「今から階段です。」と声かけをして、
地上に出た〜!!

よけいに分かんねええええ!!!

地図通りに進みましょう。出口にはたいてい「○番出入口」とあるから
そこを目指して!いざ行かん!!
そして、大通りの横断歩道を渡るのですが
「点字ブロックとか、ありますか?」と聞かれ

そうか!私基準で渡ろうとしてたし、校内には点字ブロックは無いけど、
視覚障がいの人にとっては、白杖だけじゃなくて、点字ブロックも安心の一つなんだ!と気付かされ、すぐさま点字ブロックのところに誘導。
無事、横断歩道を渡りきり、○番出口に到着。
なんども「ごめんなさいね、お忙しいのに」と言われましたが
「実は、約束の時間の40分前に着いてしまって〜」と
本当のことを交えつつ、これでミッションクリアか。と思ったら。

「××筋はどっちかしら」

んんんんんんんんんんんんんん?????!!!!!

す、すみません?!私もここを乗り換えのためだけに来ただけで
この辺りに詳しく無い。しかも地図には書いてくれてない!!
おそらく私が車を運転する人ならわかるのだろうけど、
私は無免許!!どうやって調べよう……。
そんな時、ふと上の高速道路を見ると
「××筋」

おおおおおおおおおおおお!!!

書いてあった!!良かった!!
そして、白杖の人に
「今、背中側が○番出口で、目の前にたこ焼き屋さんがあります。
 で、右手の方が××筋です。」

と言って、お礼を言っていただき、別れました。

しかし、ここで気づきました。
改札に。インターフォンあるやん。それで駅員さんに
○番出口聞いたら良かったんちゃうん?
何やったら駅員さんに任せた方が良かったんちゃうん?

○番出口から、乗り換えの線に行く時に改札がもう一つあり、
もしかして、白杖の人はいつも、この改札を使ってるんじゃ……。
わざわざ地上に行かなくても良かったんじゃ……。

わからないことは、わかる人に聞け!
これが私の失敗談です。


そして、ついつい白杖の人=全盲と思いがちですが
人によって全然違うみたいです。
これは、joker46さんの記事を読み、これを書こうと
調べていた時にわかったのですが、
光だけ見える、ぼんやりしている、部分的に見える。
これでも白杖の人はいるとのこと。

そして、白杖の人に出会ったら、こうしたら良いよと言う記事も見つけたので、載せていきます。

視覚に障がいのある方を支援する際は次のことに留意してください!】
・まず、正面から「どうかなさいましたか。」などと声をかけてください。
・お困りごとの内容により、ご自分の肩やひじなどに手をかけてもらい、ゆっくり誘導するなどの支援をしてください。
白杖を持つ手にふれないようにしてください。
(引用:岐阜市HP 「白杖SOSシグナルの普及啓発について 」より
道を案内する場合、歩調に合わせながらゆっくりと歩き、「○○mくらい先を△の方向に曲がります」など適宜分かりやすく案内するとスムーズです。また、方向を示すときは「○時の方向」と時計盤の方向を使った案内をすると分かりやすいです。
よほどの危険がない限り、いきなり手や体に触ると大変びっくりしてしまいます。介助する時は声をかけてから手に触れてくださいね。
https://otakei.otakuma.net/archives/2017072004.html


小学4年生の時には白杖=全盲だと思っていましたが
(だってアイマスクで全部見えなくするんだもん)
人それぞれなんですね。
あと、時計の方向で伝えると良いというのも勉強になりました。

■     ■     ■

長くなりましたが、これが私の経験したことと、
あんな風にしとけば良かったな〜。という失敗談です。
joker46さんの記事で良いなと思ったのは

「最近の若者は親切が足りない」
「教育が甘すぎる」
 など

嘆くお年寄りが、残念ながら
あなたの近所にも必ずいます。

どんな断り方してますか?

「年寄り扱いするな」
「いらん心配するな」

と言われ、
逆に精神的に被害を受けた方が
10000人はいるでしょう。

「クッションことば」を使うと
断られても悪い気分はしません。


・「残念ですが」
・「せっかくですが」
・「ご親切にありがとうございます」

「付き添いがいるので、
また次の機会に、
よろしくお願いします」

みたいに
スラスラ言えたらいいですけど。

日本人は
断る経験も極めて少ないので、

やんわりと
お断りができないですよね?


まぁ
強く断られても

また声かけできる人が

・枕ことば入れた言い方
・一人でも大丈夫そうだな

など1年後には会得して
声かけ成功率、100%になる
https://note.com/joker46/n/n29d46a4ed02c

このクッションことばを使うこと。はすごく良いことだと思いました。
「ありがとう。今は大丈夫です」
一言添えるだけで、自分が間違ったことをしたんじゃ無いんだな。
ということがわかり、また次に繋げていけると感じました。

私のおかんは
「ありがとう。〜〜して。」という先にお礼を言ってやってもらうという
何とも嫌な使い方をしていましたが。苦笑

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また、素敵な記事のシェアを快く許してくださったjoker46さん
ありがとうございます。
スマホで打っていたら途中で右手が痛くて仕方なかったので、パソコンからの投稿ですので、見にくい箇所もあるかもしれませんが、
助ける側も助けられる側も、笑顔になる世の中になればと思います。


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