東京さんぽ/2022年6月 スカイツリーから本所吾妻橋を歩く
突然だが、わたしはハンドメイドが好きである。作りもするが、どちらかと言えば今は見るほうが多い。
好きなハンドメイド作家さんがスカイツリーでポップアップ販売することを知り、急遽出かけることにした。いつも通りカメラは持っていく。デフォルト装備。
日曜日のスカイツリーは当たり前ながら大混雑で、少し気圧される。無意識に人混みを避ける生活が身についたせいだろう。改札から直接ソラマチへアクセスできるちょうど入口で、何人かの作家さんが作品を出店していた。
ちょうどその作家さんの作品を着けていたからか、話しかけてくれて久しぶりの対面販売を大いに楽しんだ。予想外に2つの作品を迎えてほくほくしつつ、さてどうしようかと悩む。
このままUターンして帰るのもいいが、どうせなら少しなにかを撮って帰りたい。かといって、大混雑なスカイツリーとソラマチのなかを歩く気にはならず、一旦外に出るかと地上へ上がった。
スカイツリーを横目に、すみだ水族館の方へと歩き、とりあえず下に降りる。もう少し涼しい時期なら蔵前まで歩いたところだが、この日も猛暑。さすがにそこまでの体力はない。熱中症になる。Google マップを見ると、本所吾妻橋駅が近いようだ。というわけで、ちょっとした散歩スタート。
しゃがんで撮っていたのだが、さすがに日傘を差しながら撮ることはできず一旦たたむ。まあ暑いこと暑いこと。まだ6月だというのに暑くて死んでしまいそうだ(7月に入っても同じ状況だが)。
ここから歩道橋を渡っていると、下のほうに公園らしきものがあって、紫陽花が咲いていた。初めて見る公園で、調べてみると「大横川親水公園」という名前の公園だった。縦に長い公園だそうだが、暑すぎて全部は見きれなかった。
さて、紫陽花が咲いているのはこの反対側である。
暑くなると、エアコン完備の宇宙服みたいな洋服(こんな言い方で通じるのか甚だ不明だが)できないかなとかアホなことを考える。というか、暑いなら出なければいい話なのだが、写真を撮りたいとなるとそうもいかないのが辛いところだ。
歩いてみようと思ったおかげで、面白い場所を知った。
蔵前までの道のりだったら別のルートを辿っていたから、この場所を知ることはなかった。巡り合わせは不思議なものだ。
暑さに疲れてしまって、この後はカメラをしまって大人しく本所吾妻橋駅までと向かったのだった。
いまはもう紫陽花は枯れてしまっているかもしれないが、面白い景色に出会えるかもしれないので、近くに寄る機会があればぜひ。
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