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島那三月
2018年11月10日 04:42
「俺、ポイントにならない何かを信じてる」(本文292頁より)まずは本編について。あることをきっかけに、その人の価値を示す点数=ポイントが見えるようになった主人公・青木直人は、クラスメイトのポイントを細かくノートにまとめることを密かな日課にしていた。青木は、ポイントの高いクラスの女子・成瀬に恋心を抱いていた。それを、クラスの中では低いポイントを持つ冴えない女子・春日にノートを見られたこと