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【海外】無賃乗車で捕まった話


今回はメルボルンの路面電車で不正乗車をしたことが見つかってしまった私の体験談をお話しします。

私の住む街はメルボルンの中心地から少し離れた地域で、学校へもアルバイトに行くのも買い物も主にトラム(路面電車)を使います。

こちらも日本の多くの場所と同じように乗車時にmyki cardというカードをピッとして乗るのが決まりです。


その日も私はいつも通りカードをピッと機械にかざしてトラムに乗りました。

しかし実はカードに残高が充分に残っておらずブブブッと機械が鳴ったのですが、めんどくさいしあとでネットからチャージしようと思った私は何食わぬ顔でそのまま席に座りました。

カードを機械にかざさずに堂々と無賃乗車する人も結構よく見るので、まあ私も今日ぐらいいいかという気持ちになってしまいました。(反省してます)

トラムに乗って15分ぐらい経った頃でしょうか、急に他の乗客達が慌ててカードを機械にかざしたり突然トラムから降りたりし始めました。

ん?なんだ?まさか…!

と思った時にはもう手遅れ。私の目の前にインスペクター(検査員)が。

検「はいカード見せてね〜。協力お願いしますね〜。」

私「は、はい(震)」

検「(何やら小さい機械でカードをチェックしている様子)ん?君、このカード2日前にマイナスになったままだよ。」

私「(まじか。2日前に使った時すでにマイナスなってたんか!なんて言い逃れよう。)あれ?本当ですか?おかしいなあ」

検「これは良くないね。申し訳ないけど報告しないといけないから身分証明できるものある?学生?住所は?」

私「(罰金かな…それとも日本に強制送還?…英語喋れないフリしようか、走って逃げようか、笑って誤魔化そうか…)…ごめんなさい。」

色々と考えましたが結局罪を認めて謝りました(泣)。

その後はパスポート見せたり住所を証明できるものを見せたり紙にサインさせられたり説教されたり…という感じでその日は解放されました。

約1ヶ月後に自宅に手紙が届き、そこに罰金になるか今回は警告のみで終わるかが書いてあるそうです。

まだ手紙が届いてないので罰金を支払わなければいけないのか分かりませんが、ハラハラしながら手紙を待つ日々です。


今まで捕まってる人を何度も見てきて他人事だと思ってましたが、オーストラリア生活3年目にしてついに私も捕まってしまいました。

インスペクター怖かったし周りの乗客にジロジロ見られて恥ずかしかったしこんな思いはもう二度としたくない!!

今回の出来事があってからはちゃんとカードにお金が残ってるのを確認して乗るように心がけてます。


その日の夜ホストマザーにこの事を話すと、「あなたも?ウチにホームステイ来る子はみーんなインスペタクターに捕まるのよ…全く困ったわねえ」と言われました。

他の人がどうであろうと自分は正しい行いをしようと心に誓った日でした。

みつきん

#メルボルン #オーストラリア #留学 #海外生活 #myki #体験談 #罰金

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