黒紅

本の感想や日記。日々の中で感じたことを書きます。関西のどこか。猫好き。

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最近の記事

腎臓をナメてた話(後編)

結局救急車は呼ばず、現在の病状にあてはまるものがないかひたすら検索していた。 そのとき、膀胱炎が長引いており「病院に行くべきか?」と悩んでいたのでもしやと思い膀胱炎で調べてみる。 「腎盂腎炎」 急性腎盂腎炎の主な症状は、 背中や腰の痛み、高熱、排尿時の痛み、頻尿、残尿感です。慢性腎盂腎炎の場合、はっきりとした症状がないことが特徴です。 (下記ホームページより抜粋) これだ!!!とすぐさま近くの泌尿器科を探し、自力でそこまで行けそうにないので(本来なら徒歩10分の距離

    • 腎臓をナメてた話(前編)

      こんばんは。 19時前でも空が明るくて、夏の訪れを感じています。 この時期になると腰が疼く。厨二病的な意味ではなく。 今回は腎臓をナメてた話。(前編) 19歳の夏。 その日は日曜日で、 「アーア、明日からまた仕事か…」と一日中うだうだごろごろしていた。 働きたくない〜〜〜〜非課税で5億欲しい〜〜と宝くじを買ったこともないのにぶつくさぶつくさ文句を垂れていました。 お弁当の準備しなきゃ…と重い腰を上げて翌日の仕事に備えていた。 21時ごろ、腰周りに鈍痛。 生

      • エンドレス集中

        今日から備忘録として日記をつけていこうと思い立ちましたが、何を書くかは全く決めておらず相変わらずの見切り発車だなあと諦めています。 何かを始めるとき、こうすると決めたらテコでも動かない私を理解してくれる周囲に感謝しながら、ビボウロクって読むんだな、ボウシロクって呼んでたなと思考があっちゃこっちゃいって、取り止めがありません。 本好きならあるあるだと思うんですが、 これなんて読むかいまいちわからないな、と思った時に ①雰囲気で読むタイプ ②しっかり調べてから読むタイプ

        • かわいそうだね?

          かわいそうだね?綿矢 りさ 綿矢りささんは「蹴りたい背中」で知りました。 純文学では重厚感の感じられる、どっしりした文章が多い感覚がありましたが。綿矢さんの作品は軽快で、それでいて重い。 そんな印象を受けていました。 今回文庫でタイトルに吊られたような感覚で、気づいたら手に取っていました。 読後、真っ先に思ったことは 「これ、本当に2013年の作品?」 描写で「携帯電話」が出てきた時に、ああ、まだスマホが普及する前に書かれたものなのか、と感じた程度でしたが、圧倒的

        腎臓をナメてた話(後編)

          神に愛されていた

          「神に愛されていた」木爾チレン 窪美澄さんや町田そのこさんが書評をされていて、 「女にだけわかる狂気」 この一文に惹かれ、購入。 主人公、冴理は自身に小説の才能があると信じて疑わなかった学生時代を過ごし、とんとん拍子で小説家の道へ。しかし、自身の後輩である天音は美しく、そして「神に愛された」ような小説を書く。 自分と天音の差、世間の評価、思うように進まない執筆に恋愛。 打ちひしがれ、絶望し、感情は変化し…。 ざっくり解説でこんな感じです。 2023年ヒューマンミステリ

          神に愛されていた

          メンタル脳

          「メンタル脳」 著書:アンデシュ・ハンセン 訳:久山 葉子 2021年に爆発的にヒットした「スマホ脳」の著者、アンデシュ・ハンセン氏の心の取り扱い説明書として発行された本。 ティーンエイジャー向けとは知らずに購入していました。 その分、専門用語が少なくするする入ってくる内容。 第1章の「なぜ私たちは生きているのか」から始まり、最終章で「なぜ幸せを求めてはいけないのか」まで、あくまで人間の脳の構造をメインとした切り口で私たちの問いについてわかりやすく解説しているなあと感じ

          メンタル脳

          お風呂場で発生する黒

          我が家のお風呂場は、合わせ鏡である。 入居して半年くらい経ってから、遊びに来た妹が 「この部屋、寒い」「怖い」 とひとしきり騒いだ後、 「合わせ鏡じゃん!!!信じらんない!!!」 と発狂していた。 実家がお化け屋敷だったので、その手のモノはうようよしていて、 結構怖い思いをした。 (また機会があればこのお話も。) なので、 「あゝ〜〜〜なんかいるような気がするなア〜〜〜〜〜」 放置していた。 一人暮らし、ウキウキウオッチング! という感じだったので、特に何も気に

          お風呂場で発生する黒