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noteと図書室と私

実はこの連休中、けっこう気分が沈みがちでした。

『トリセツ』って歌もあるけれど、私は自分のトリセツ、つくれる自信ないなぁ。
ご飯食べると元気になります、は言える。
なんかイライラするなー…と思ってた矢先、ご飯を食べたら機嫌がなおった時、その単純さに心の中で小さく感動した。

いきなり脱線してしまいました。
その沈みがちだった気分が、連休が終わろうとしているこの時間に急上昇してきて、自分の取り扱いに困ったからです。

気を取り直して。

ここ数日、noteでいろんな方の記事を読んでいます。
主にホーム画面でおすすめされるものの中から、気になるものを開いて読んでいるのですが。
さっき更新した時、気になるものばかりがずらっと並んで、お風呂あがりにこれから髪を乾かそうとしている私は、あぁもう、乾かしながら読みたい!という衝動に駆られました。

そこでふと、この「ながら読みしたい衝動」について、小学生の頃の記憶がよみがえってきたのです。

明日を憂うことを知らなかった頃。
当時、本が大好きで、よく図書室に通っては本を借りていました。
家に着くまで待ちきれなくて、下校中、歩きながら読んだこともありました。

これ、同じじゃない?!

そう思うと急にテンションが上がってきました。

学生時代の途中から、楽しんで読書することが少しずつできなくなった私は、それを残念に思っていました。
私にとって、本を読むことはとてもワクワクすることでした。それが、小説ひとつ選ぶにしても、何か考えたり自分の状況を重ね合わせたり、何か間に挟まないと選べなくなっていて、その間にワクワク度が下がってしまっている気がしました。

図書室にはなかったような、難しい本に関心を持つようになったり、それを読めるようにもなったけれど、もうあの頃みたいには読めないのかな…。

と思っていたら!
noteで、いろんな人が、いろんなテーマで書いている記事を読む時の感覚は、そのワクワク感に近いと気づいたんです。

今の私は、紙媒体の本を読むことは減ってしまったけど、やっぱり、「読む」ことが好きなんだと再確認できました。
映像よりは文字なんだな、と。

せっかく感じることができたこのワクワク感を大切に、読むことも書くことも、楽しんでいきたいと思います。

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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