【詩】 雨の日

1.
昨日嫌なことがあったから 部屋の窓から 
ひまわりの花を見ていたら 急に雨が降って
きたんだ
こんな時に雨なんて
って思ってたら雷まで鳴り響いた

すぐに君に会いたくなって 電話をしたけど
繋がらなくて
もう一度外を見たら ひまわりが雨で泣いてた

ああ こうやって時間は過ぎていくのかな
ああ 大切にしていた気持ちも 消えていくのかな
雨に流されるように

ああ ひまわりは笑ってるけどなにも言わない
ああ 自由になれない雨なんてばかやろー
だって思うでしょ

2.
夏の空はあっというまで 今日は秋空なんて
気持ちいいから外出したら 急に雨が降って
きたんだ
そんなに抵抗しないよ 雨なんて
思ったらずぶ濡れになってた

うちまで歩いて帰ろって 君のことを考えて
いると楽しくて
また思い出したら ひまわりが空に笑ってた

ああ こんな時間は取り戻せないからって
ああ 天気なんて気にするな
そばにいるからって言われたいよ

ああ いつまでも最後が来ないようにって思ってね
ああ 今日だけ神様のこと
信じるからお願いねって言ったよ


ああ ひまわりは笑ってるけどなにも言わない
ああ 自由になれない雨なんてばかやろー
だって思うでしょ

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