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ほんわか小説

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ふとしたことがきっかけで「パンダ娘」のニックネームをつけられた千尋の新しい出会いを描いた「パンダ娘の憂鬱」他、思わず笑ってしまいそうなショートショート小説を掲載しています。
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#眠れない夜に

Seventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第8話

Sventeen's Summer 17歳の最終楽章Ⅱ 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 「…

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新連載:PS. ありがとう 第1話 (読了2分)

”艶やかな肌を保つなら、これ一つでオッケー。見てくださいこの方、年齢いくつだと思います?…

PS.ありがとう 最終話

そう言うと、祐輔がはしをとめて振り向いた。一瞬目が合った。何か言おうとしているようにも見…

PS.ありがとう 第28話

「じゃあ、僕、用事があるんで先に失礼します」 「はい、傘は今度お返ししますね」 といいつ…

PS.ありがとう 第27話

「そうね、楽しかったわ。また誘ってな」 「もちろんや、東京行くまでにまた会おう」 不思議…

PS.ありがとう 第25話

大人になるにつれて、田舎の人付き合いの喧騒が嫌になって、人とはあまりかかわりのない世界に…

PS.ありがとう 第24話

“レイナちゃんママ、この前は協力ありがとう。しっかり証拠写真撮れたわ。これをネタに東京行きを迫るつもりよ。それとね、レイナちゃんママがいつも言うように、こんなことになっても離婚だけはせんから、安心して。東京行きが決まったら報告するから、その時はパーッと楽しもうね。PS.ありがとう” 手紙を書き終えてペンを置く。なかなかのできだ。こんなので思ったことが叶うなら安いもんだ。ペンを置くと同時にパソコンの画面が切り替わった。 “あなたの条件に合った男性候補をご紹介いたします”

PS.ありがとう 第23話

「そか、もう単身赴任で話がすすんでるからなあ、とりあえず聞いてみるけど期待しないで。行け…

PS.ありがとう 第21話

祐輔が風呂に入るというので、先に寝室で待つことにした。久しぶりにセックスをするとなると、…

PS.ありがとう 第20話

「ご注文は以上でよろしいでしょうか」 「はい大丈夫です」 ウエイトレスがいなくなり、ふと…

PS.ありがとう 第19話

“レイナちゃんママいつも気にかけてくれてありがとう。これを読んでる頃はきっと祐輔さんの不…

PS.ありがとう 第18話

「わかった、今からしとくよ。その農場さキタサンブラックに縁がある農場らしいから、まいいか…

PS.ありがとう 第16話

こんな感じでいいかな。なるべく文章はすっきりおさめたかった。違和感があるとこの願いはかな…

PS.ありがとう 第15話

声に出た。まさか、もう一度声にしてみた。心臓がたかなってくるのがわかった。 “感謝を誰かに” まさかでしょ、PS.ありがとう、と書いた手紙は2通のはずだ。一人は美里ちゃんママ、もう一人はレイナちゃんママのはずだ。美里ちゃんママからもらった抽選券はレンジに変わった。手紙を書いている前に電子レンジのカタログを見ていたのを覚えていた。 レイナちゃんママに手紙を書いている時は何をしてたっけ。目を閉じて目に見えた残像の後をたどったが、何も出てこなかった。 もし、この便せんが本当