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笠戸島

2024年3月1日 金曜日

こんにちは。山口県下松市の笠戸島にいます。

朝です。まずは「はなぐり海岸」へ行ってみます。

7時。少し雲がありますが、昨日の雨天とは変わり、明るく気持ちの良い朝です。私は冬の海岸も好きで回っていますが、ここはやっぱり夏に来ると良さそうだと思いました。


そのまま進んでいくと海上遊歩道があります。

奥に短い虹が出ています。虹を見るのは久しぶりでした。一緒に月も見えます。


釣り人は見かけませんでしたが、釣り場にもなっているようです。そして、こういう無骨な建造物は好きです。


錆の茶色と海の青色のコントラストがいい感じです。今日は35mmレンズ、開放f1.4で撮っています。平面的な構図ですが、手前の格子と奥の海がボケて奥行きがあります。


遊歩道の奥へ。

笠戸ひらめ。かわいい顔していますね。


引き返すことにします。

向こうの小島のような「はなぐり岩」にスポットで日が当たっています。この角度からは見えませんが、大きな岩穴があるようです。


いつもですが波の光具合がきれいだと思い撮影。水面下に岩が並んでいるレイヤー感も良いです。


島を1周する道はないですが、南西に向かう道があるので奥へ行ってみようと思います。

新笠戸ドックのあたりへ。

少し前に尾道で造船所はいくつか見ました。クレーンのレイヤー感が撮影していても面白いです。


道の途中で。

桜が見えて車を止めました。傾斜のある地形にある民家や畑、そこに桜が咲いている景色が良いなと思いました。普通なものの特別な瞬間のような。


また車で進んで行き深浦漁港へ。

山と海、民家と船の組み合わさった景色は好きです。


道の一番奥まできました。厳島明神の海中鳥居へ。

先ほどいた深浦漁港の方を振り返ります。


いい天気でよかったです。そして暖かいです。


桜と民家の組み合わせの後は、軽トラです。ちょっとかわいい感じです。暖かそうな感じもします。


昼食です。島の中央あたりにある大城(おおじょう)のカフェへ。ちゃんとしたレストランが上のフロアにありますが、カジュアルな方へ。

大きな窓から眺める海も良いです。


ナポリタンランチです。電子レンジで温めただけのインスタントです。でも温かいものが食べれるだけマシです。ごちそうさまでした。


車へ戻らず、食後の散歩へ。海岸に向けて道を下ります。

昼食を食べたのが奥の建物です。今日は気持ちの良い日です。


歩いた道は撮りたくなります。


上の方にある外史公園へ。

昨日の雨で花はいくぶんか散ってしまったはず。それでも、青空に色が映えてきれいでした。


少し高いところから先ほどの造船所を眺めます。


夕方に朝いた「はなぐり海岸」と遊歩道へ。

夕方の光の中、潮が少し引いていたりと朝とは見え方が違いました。それと、風があって、気温が低くなっていてかなり寒かったです。


続いて車で数分移動し夕日岬へ。

雲が多くて、空は赤くなりませんでした。真ん中の島が「はなぐり岩」で左に穴が空いています。



笠戸島での1日が終わり、笠戸大橋を渡って帰りました。


今日のスポット


今日のカメラとレンズ

メインはLeica M11-P / Summilux-M 35mm f1.4 ASPH.、昼食前後はQ3 / Summilux 28mm f1.7 ASPH.で撮影しました。

M11-Pを去年2023年11月に購入してから3ヶ月。それから2ヶ月ちょっとの間は50mmレンズが一番自分にあった焦点距離だと思っていました。28mmや35mmはやや広過ぎて使いにくいと。でも今は35mmの方があっているかも思い始めました。自分が見た景色を写すのにちょうど良い。近い焦点距離のQ3に付いた28mmレンズを使い始めたことも影響があるかもしれません。また好みが変わると思いますが、現時点での気持ちです。


測光方式をスポットに変更した話

10年ちょっとレンジファインダーカメラを使ってきて、初めて測光方式をスポットにしました。今までマルチフィールド測光など全体を測る設定を、設定がある機種であればハイライト重点測光を選んできました。だいたい良い感じになるくらいの気持ちででした。

ガラス素通しのファインダーでは当然ながら最終的な画像が見えず、露出オーバーなど思った結果と異なることも発生していました。露出補正をしたとしてもです。それは、私が光を読み切れていないからだとも言えます。ただ補正するにしても、カメラが決める露出がどのエリアをどういう風に測って結果を出しているか、はっきりと理解と納得が出来ていませんでした。

露出オーバーになる具体的なシチュエーション例は、山を撮影していて空が少し写っている状況。山の暗さに露出が持って行かれて、空が復旧不可能なくらいに露出オーバーになったりします。当たり前のことではあるのですが、さらに書くと、空の入る面積が少し変わるだけで露出が大きく変わってしまい、意図した露出ではなくなることが続いていました。

そして今日思いついて、露出をスポット設定に。例えば、上の山の状況であれば露出補正を-1.7(1と2/3下げる)くらいにして、ちょうどレンジファインダーの中央パッチのあたりを山の面に向け、シャッターを半押しに。フォーカスは露出決めの前後どちらでも良いのですが、OKであればシャッターを押し切る。もし不安であれば半押しのまま、露出補正ダイヤルを回すか、レンズの絞りリングを回して、別の露出でもう1枚撮影します。または露出ブラケットする方法もあります。これで露出を大外しすることはなさそうです。最終的に1、2段の露出のズレ(どちらかというと露光不足)があっても後補正でどうにでもなります。

この設定はマニュアルフォーカスのカメラで、半押しをAEロックとして使うことになるので、Q3などオートフォーカスのカメラではやりません。根本的に露出とフォーカスの操作が別のカメラだからうまくいくことだと思います。ちなみにQ3ではハイライト重点測光にしています。M11-Pにも同じ方式があるのですが、挙動が異なり、自分的にはQ3のが好み、かつ意図に近く動作します。

ライブビューも必要な時には使いますが、レンジファインダーの素通しガラスでの撮影時の不安が少し減って良かったと思っています。

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