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安い?高い?定額と定率のマジック

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

貯金の話か、お金をためれる人の話か忘れましたが、仕事や普段の買い物での感覚で大切にしていることを今日は少し記事にしたいと思います。

スーパーで買い物をするときに「20%引き」や「半額セール」という記載や案内があると安いと感じますか?
似た商品で上記の言葉があるかないかだとどちらを選択しますか?

上記で安いとイメージにある人にもう一つ質問です。
あなたは今新車の注文をしにディーラーに来ています。車体は気に入ったものが決まり、約450万ほどの支払いになりそうです。カタログを見ながらしています。今オプションを色々選んでいます。
「特別カラーパールホワイト」33000円
「ムーンルーフ(天井がガラスで開くオプション」11万円
「大画面ナビ」30万円

この辺りが、「どうせ買うならつけておこう」という感覚になることがあります。
またカーローンの金利はショップによって千差万別です。ディーラーであっても特別金利フェアでもない限りは割と高い設定のことも多いです。金利が年利2.9%のところと3.5%の選択があり、450万のローンの場合、年利0.6%の差が5年間だと12000円の差があります。

最初の話に戻すと、298円の20%引きは約60円です。半額でも149円です。大きな買い物をするときに全体総額(450万)から追加の3万や10万は割合で行くと少しなので「せっかくなら」「今回くらいは」という感覚になります。逆に50%引きとかだと半値という割安感で購買意欲が増します。

しかしいずれも定額(金額自体)を考えると
60円の値引きを必死に追いかけたりするより、12000円の差を慎重に検討することで200倍のお金の損得に繋がります。

私はこれを定額の感覚と定率の感覚と考え、物事の損得は両面で、また使用期間やリスクを加味して決定するようにしています。

自分が売り手か買い手かでもどちらの表現が適切で効果的かは違ってきます。この感覚が鋭い人ほどお金の使い方や貯金が上手いと聞いたこともあります。

数字やお金には事実が同じでも表現で感覚を変える、狂わせることがあります。一つ一つの選択や決定を丁寧に考える習慣が人生を豊かで楽しいものにしていきます。

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