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グレゴリー・ベイトソン「精神と自然」

精神の基準を探す旅。

1. 精神とは相互作用するパーツの集まりであり、差異が相互作用のトリガーとなる。また精神は必ずエネルギーを伴い、原因と結果の再帰的な連鎖が発生する。この過程の前後は「変換」関係と見做せる。変換はコード化。

2. 生命現象における2種類のストキャスティックな過程の合体。キャリブレーションとフィードバック。遺伝子レベルとソーマティック変異。トートロジックな発生過程。進化論と認識論の関係。メッセージ自体と、それのコーディングに関する別のクラス。ロジカルタイプの違いに敏感になる必要性が叫ばれる。

精神と自然 生きた世界の認識論 (岩波文庫)グレゴリー ベイトソン

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