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#3 人生の軸が通った瞬間

大学を退学して2年4ヶ月。
この1週間で、人生の軸がバシッと通りました。

そう、ようやく人生設計図が出来上がりました!!!
※人生設計図は一生完成はしないですが、現段階での完成です


人生設計図のトップページ「人生を創造する」

みなさんは人生設計図を持っていますか?
人生設計図とは、自分の人生の地図のようなもの。

車を運転するとき、ゴール(目的地)を決めずに走り出す人はあまりいないでしょう。現在地を把握し、そこからゴールまでどのルートを通るか?どのくらいの時間がかかるか?料金がかかるか?それらを把握した上で、走り出すでしょう。

人生も同じです。

何を目指して生きているか理解せずに生きると、なんとなくの人生しか歩めません。もちろん!行き当たりばったりの人生も良いでしょう。
でも、地図があればより豊かな人生を歩めると思うのです。そして何より、自分の周りの人をより幸せにできて、共に豊かな人生を歩めると確信しています。


大好きな俵山の地域のみんなと。共に暮らす、大切な仲間たち。

だって、自分の望む目的地に向かって歩めるのだから。
たとえ困難が来ようとも、叶えたい未来や見たい世界があるのであれば、乗り越えようと向き合えるでしょう。

人生設計図を作成したのは、今回で2回目(正確には2.5回目)。
ずっと向き合っていた自分の人生設計。何度も向き合い、いろいろなことにチャレンジし、当たっては砕け…の繰り返しでした。

俵山へ移住する前、「人生設計図提出してね」と大ちゃん(俵山ビレッジ発起人であり父のような存在の人)に言われ、よく分からぬまま作った人生設計図は全く満足いくものではなく…

その後も幾度となく人生設計図を作成しようと意気込んでも、ビジョンや自分の人生の先が全く思い描けませんでした。今回の人生で自分が何を目指しているのか、どんな世界をつくりたいのか、分からなかったのです。

退学後は大学で学びたかった「事業」と「地域創成」を実践的に学べる、山口県長門市にある俵山という山間に移住をし、シェアハウスやエコビレッジの立ち上げに携わらせていただきました。


俵山移住当初。当時19歳。

自分と同じように大学進学した同級生は、大学3年生。
就職活動の真っ最中です。

同級生たちが4年間大学で学んでいる間、私は俵山でコミュニティの立ち上げをしたり、たくさんの人に出会ったり、普通は経験できないことをたくさん経験させてもらいました。

本当に多くの人に出会わせていただき、多様な人生や価値観に触れた2年間。半年程経過した時、鬱の手前まで闇落ちしたことがありました(帰省したまま1ヶ月半戻ってこれなかった)。
その理由は、人生の選択肢が多すぎること。幼稚園に入った時から大学を退学するまで、日々やることや課題を誰かが与えてくれる環境に居ました。

そして何より「これが正解」「一般的な人生」を無意識のうちに感じていました。だから、無数にある選択肢を自らの意思と責任で選ぶことなど、したことのない経験でした。

自分で選んで生きるとは、こんなに怖いことなのか…

暮らす場所ってどうやって選んだらいいの?
自分が人生で大切にしたいことってどうやって決めるの?
明日って何したらいいの?何時に起きたらいいの?
私って、今なんでここにいて、何してるんだろう?

生きるって、何?

これらの問いが晴れたのは、2022年3月。
移住して1年3ヶ月もの間、自問自答しては苦しみました。

晴れて闇が開け、怒涛の日々の始まり!
この10ヶ月はさまざまな経験をさせていただいてきました。
たくさん失敗し、無意識のうちに失礼なことをしてしまい、時には大ちゃんに頭を下げてもらったこともありました。それでも最後までやりきらせてくれる環境は、なかなかないでしょう。
失敗から本当にたくさんのことを学びました。

そしてもう一つ、自分にとって大きかった経験は、2022年1月から関わり出したコミュニティでのこと。


今は無農薬・無化学肥料のオーガニック米の生産をメインでしています。

自分でビジネスをするにあたり、どうしても避けては通れない事務的作業を学びたかったため、「事務局」を募集していたそのコミュニティで仕事をさせてもらうことになりました。
当初はただの事務局としての業務。梱包発送作業やクライアントとのやりとり、HP更新など。

今考えてみれば、特に事務局経験もなく、なんのスキルもない私によく任せてくれたな〜と、本当に本当に感謝です。
私も若者の可能性を信じて育てる、そんな大人になりたい。尊敬する2人のように…いえ、なります!!

関わるうちにコミュニティの展望やビジョンを話すようになり、事務局としての仕事に加え、コミュニティのプロデュースやマネジメントもさせていただくようになりました。

自分以外の人と仕事やプロジェクトを通して関わっていると、不思議とどのコミュニティでも自分のポジションが同じなことに気づきました。
周りから求められることや、「いいね」と褒められること、感謝されることなどが、かなり近しい、、、

そして、そのことに対して自分も苦でなく、寧ろやっていてい自分も豊かになり、幸せである。それを任されることに喜びを感じる。
これって、私の役割かも?そう思うようになりました(ここ1週間の話)。

2023年明けたし、俵山出ると決めたし(2024年春に渡航予定)、自分の人生と向き合おう!設計しよう!と腹を括り、向き合うこと数日。
グッと向き合うと、今までなんとなく逃げていたことや自分の中であやふやにしていたことがよくわかります。

そことも徹底的に向き合い、1人胸の中で「ギャーギャー」言いながら…笑
でもそうでもしないと、自分の深い部分とつながったり、人生を見据えることはできないのだと思いました。

数日向き合って書き上げたものをみて、かなりの納得具合。ビジョンやミッション、役割や今後の動きなど、全てがきちんと繋がっていることを確信しました。

出来上がった人生設計図を、これからも共に歩む2人へ伝えた時印象に残った言葉は、「よく2年でできたね。自分だったら5年はかかると思う」。

それを聞いた時、自分が経験した2年全てに意味があり、何一つ欠けてはこの設計図はできなかったのだと、腑に落ちました。他者の情報を見聞きして、学んで、実際に手足動かして、他者と関わり、失敗や成功を経て、初めて自分というものを認識できるようになります。

『人間は他人を通してでしか、自分を知れない』

まさに、その通りです。
目の前に現れてくれるたくさんの人が見せてくれたのは、他でもない「みつぎあずき」という人物でした。

自分の人生の宝地図を片手に、どんな物語が始まるかワクワクドキドキ…
やる気が出ると、ついぶっ飛ばし、体や心がついてこれずに疲弊するのがパターンなので、今回はきちんと自分に意識を向けながら楽しみます。

3年前、家族関係で苦しみ、全てを統合した時にも「全ては経験だった。すべての出来事に意味があるのだ。」と心の底から思ったけれど、今回も心の底からそう思いました。


失敗して悔しくて、苦い思い出のStartUp萩。いい経験だった。

『人は何者にでもなれる、いつからでも。』

そんな中田あっちゃん(Youtube大学)の言葉がどこからか聞こえてきます。
そんな私の今後を、これからも引き続き楽しんでいただけたら幸いです。

この瞬間を残したく、また前回同様すべてのタスクを横に置いて、ブログに齧り付いてしまいました(笑)
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!

若者キャリアサポートWing
代表 みつぎあずき



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