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忘れたくない育休中に見つけた大切なこと

年末年始のお休みで、久々に子どもと1週間一緒に過ごした

それで思い出した大切なこと
いつか忘れてしまいそうなので書いておきたい

私は1年半の産育休を経て、2022年4月に仕事に復帰した

慣らし保育が始まった時、「あれ、トイレについてくる人がいない」とさみしく思った

本格的に仕事が始まった時、こんなにも子どもと一緒に過ごす時間が減るんだとしみじみした

そんなことも、初めての子育てと二つの仕事、それから日々の生活をまわすことで、精一杯になり忘れていた

育休の時、感じていた日々のありふれて、それでいて特別に幸せなこと

つい最近、子ども寝かしつけしていた時

ママ、おしょとみう(ママ、お外見たい)

というので、早く寝てほしい気持ちを抑えて、抱っこして窓の外を一緒に眺める

おーしさまないね〜(お星様ないね〜)
ぶーんあった!(飛行機飛んでる!)

目をキラキラさせて外を楽しそうに見てる

お星様ないというので、私も眼鏡をかけてちゃんと一緒に空を見てみる

そしたらオリオン座と冬の大三角形が、ハッとするほどキレイに見えた

冬の保育園のお迎えは、暗くて憂鬱になることが多くて、こんな気持ちで夜空を見たのは久々だった

毎年オリオン座を見る度に、このことを思い出すんだろうな
このキラキラした目を思い出すんだろうな、そう心に刻んだ

子どもとの日々には、こんなことにあふれてる

初めて寝返りした日も、笑った日も、立った日も
そして生まれた時の瞬間も
どれも大切で覚えているけれど

こういう日常の何気ない風景を、子どもの表情を覚えていたい、見逃したくない

だから日々を大切にしたい

初めての子育ては、そりゃぁもう1日1日を超えるのが大変だった

だけど、こんなにも愛おしい存在は他にいない

赤ちゃんのお世話は慣れたと思っても、どんどんぐんぐん成長して

昨日役に立った攻略法も、今日には全く効かなかったりする

物理的には、自分の時間も仕事ができる時間も減ったし、何かやりたいと思っても、その時子どもは、家族のスケジュールは、、とやりくりが必要なことも多々ある

それでも、子どもと一緒に見てみるこの世界や、味わう感情や経験は、どれも私一人では決して感じられないこと

ある時、私の母がぽつりと言った

親はね、いつまでたっても子どもに振り回されるものなのよ
だけどね、それは幸せなことなのよ

いつかこの意味が本当にわかるときがくるんだろうか
きてほしいような、きてほしくないような
まだまだ今を味わっていたい

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