⑤最低限の負荷で最大限の効果を生み出す計画なんて存在するのか?
このマガジン「経営計画はなぜうまくいかないのか?」のもととなる書籍を書いたきっかけは、ある会社の経営企画部長からの相談でした。計画を作るときにはいつももめる。役員には立派な親会社から来た人もいて、そういう人は相応の高いレベルを求めるために「なんだこのレベルは!」となる。ところが「現場が動いてなんぼ」の人たちにとってはどうでもいい指摘で、実際に計画内容のレベルと業績はどこまで関係があるのかどうかもわからないといった具合でした。
ただ、実際に現場から提出された計画書を見ると