朔月 #炭酸刺繡 |詩
いくつもの手ではらった
なんどもはらう
声、
うたかたを胸に深く深く
なにもない場所で、ただいつのもとおりに潜るだけ
蜜、
強引な契約と浮上、回転する称賛
熱、
ただの重なり
唇、
湧き上がる二酸化炭素はとどまることを知らない
いくつでも、なんども
一日目の月が私の耳元で囁く
【あとがき】
今回は、藤家 秋さんが主催されているこちらの企画に参加させていただきました。 #炭酸刺繡
大人になってはじめて詩を書きました。
326世代なので、高校生のころはこっそり絵と詩を書いていたりしたけど、
公開したことはなかったな。
学生の頃に「詩」とは?とか習ったよね……と思ったけど、ぜんぜん忘れているので、noteで検索!こちらの記事がわかりやすかったです。
それから架空の刺繍を出している藤家さんの物語を一気読みしました!
サクサクとテンポの良い言葉と、こそばゆいストーリーに私の奥底にあった恋心モードがキュンキュンしておりました。女性ホルモンが出た気がする。
せっかくなら、主人公の「椎葉都」ちゃんが書いたってことにして、「園田朔久」くんとの出会について書こう!
とスタートしてみたものの天才詩人ではなかったので、しっかり時間がかかりました。
藤家さんの物語を呼んでいる方ならなるほど!って思えるような要素をわかりやすく入れてみたのですが、どうでしょう?
最後までお読みいただきありがとうございました! 頂いたサポートは全力で全力で書くことにを続ける力にします。