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外国人はロマンチックなことが好き→本当です

私の夫は外国人、オランダ人である。

私は日本人で、ロマンチックなことに憧れも何もない冷めた人間である。

このうちの夫が、私にしてくれたロマンチックなことは、冷めた人間である私には苦笑案件であるものの、こんなことを私のような人間にしてくれてありがたいとも思う。

今日はうちの夫がどんなロマンチックなことをしてくれたかについて書いてみよう。


プロポーズは片膝をついて&薔薇の花束

プロポーズを受けたとき、私たちは素敵な田舎にあるお城を改造したホテルに泊まった。

チェックインして部屋に入ると、大量のハートのバルーンに大きな薔薇の花束、シャンパンが置いてあり驚いた。

そしてプロポーズは片膝をついて。

こんな王子様?みたいなプロポーズをしてくれる人間がこの世に存在するのかと驚いた。


しかし、私の友人たちで、オランダ人夫を持つ人たちも同じく、場所はどこであれ、片膝をついてプロポーズをされたと言っていて驚いた。

これがマジョリティなのかと。

全てのオランダ人がこんなことをするわけではないとしても、片膝をついてプロポーズすることが珍しいわけではないところがすごい。



バレンタインには大きなハートのバルーン

昨日はバレンタインデーだった。

オランダのバレンタインは、男性が女性にプレゼントをする&素敵な食事をするのがデフォルト。

町中がバレンタイン一色になり、パートナーにプレゼントをせよ!と国中で男性にプレッシャーをかけている。


レストランに食事に行けばお店の人が薔薇の花をくれたり、職場では薔薇の花を社長が注文し、男性諸君、一人一つ薔薇の花を持ち帰ってパートナーに渡すように!と命令が下ったくらい、この国で男性はパートナーを丁重にもてなす必要がある。


そしてうちの夫は昨日仕事から帰ってきたと思ったら、手には大きなハートのバルーンが。

こんなでっかいバルーンを公共交通機関に乗って持って帰ってきたことがすごい。

真っ赤な大きい大きいバルーンをバレンタインだからということで私にプレゼントしてくれる。

ありがとよ、夫。




このように、うちの夫はロマンチックなことが好きだ。

不器用ながら、私を喜ばせようと一生懸命。

普段から愛情は感じているものの、大切な日にわかりやすいプレゼントで愛情を伝えてくれることは、やや恥ずかしさもあり、冷めた自分もいて苦笑もあり、でもその気持ちと行動にありがたいと思うのである。

夫、いつもありがとう。

いただいたサポートはオランダの経済を回すために使います。