見出し画像

質問箱回答:カップルと夫婦はどのようにお金をやりくりするべきでしょうか?

画像1

カップルと夫婦に関するお金の話は今まであまり出来ていなかったので、この機会に皆さんに僕が導き出した正解を共有しようと思います。

「いやいや、お金のやりくりはカップルによって変わるでしょ!」

こんな声が聞こえてきそうですが、お金に関しては夫婦の離婚理由のトップ3に入るほど、普遍的かつセンシティブな問題になっています。

だからこそ、自分達の価値観だけに縛られてしまうのは非常に危険なのです。

「私たちのお金は私たちが決める。」というような考えではなく、上手くいっているカップル・夫婦はどんな風にやりくりしているのか学びたいという姿勢が重要だと思います。


ではでは、前置きはこの辺にして本題に入りましょう。


●男女の賃金格差

国税庁が発表しているデータによると、男性と女性の平均年収は男性が426万円、女性が270万円となっています。

これってかなり格差があると思いませんか?

なぜかというと、女性は結婚・出産を機に退職をするケースが多いので、スキルアップに投資してくれる会社が少ないからです。

一方で男性は結婚しても会社を辞めることが想定されていないので、会社からもスキルアップのチャンスをもらえる機会が多く、女性に比べてチャレンジをさせてもらえることが多いのです。

結果として、男性の方が年収の上がり幅が大きく、平均年収に大きな差が出ています。

ちなみに、男女の賃金格差は日本だけではなく、世界各国共通の事象です。
つまり、この問題は男性と女性という人類の性差からくる社会的な問題なのです。

なので、一部の高額所得者の女性を除き、男性は女性よりも稼ぎやすい環境を与えられているのだから、「好きな女性には奢るべきである」という恋愛文化は合理的だと言えるでしょう。

年収426万円の彼氏と年収270万円の彼女がデート代を完全に割り勘にしていたらおかしいじゃないですか。

年収426万円の人が払う1万円と270万円の人が払う1万円は、額面では一緒でも心理的な負担度は全く違うはずです。

以上の事から僕はデートにおいて発生した金銭的な負担は、男性が多めに払うべきであるという立場を持っています。


●カップルのお金の問題

男性がデート費用を多めに負担するべきであるという考えを共有させてもらいましたが、旅行の費用や彼女の交通費まで男性が負担するべきだとは思っていません。

なぜなら、男性の負担が重過ぎてしまうと、恋愛関係を持続することが出来ないからです。

男性の年収が平均年収の426万円だとすると、手取りは約336万円で、月の手取りが約28万円です。


★平均年収を稼ぐ男性の月額固定費


・家賃:9万円
・光熱費:2.5万円
・食費:3万円
・奨学金返済:1.5万円
・生命保険:1万円
・趣味/交際費:3万円
・貯蓄:3万円
---------------------------
合計:23.5万円→残金4.5万円

こう考えると平均年収の稼ぎがある男性でも、デートに使えるお金はさほど多くないことが分かります。

食事代ぐらいは問題なく奢れるでしょうが、ディズニーのようなアミューズメントパークや、温泉旅行のような金銭的な負担が大きいイベントは、多めに払うことは出来ても、全額負担をするのは難しいでしょう。

もし男性のキャパを超えて、金銭的な負担を負わせた場合、貯金を切り崩しながらデートをすることになりますが、それって継続できる事ではないですよね。

ここから先は

1,190字
この記事のみ ¥ 500

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?