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まちに溶け込む芸術祭①【北アルプス国際芸術祭にて】

こんにちは!林充希です!
お久しぶりになってしまいすみません(;'∀')
『壁と壁』については
今度また書かせていただきますね!

今回は少し話題が変わりまして…
旅日記をここに書かせていただきます!



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北アルプス国際芸術祭

今回訪れたのは
長野県大町市!
北アルプスや
黒部ダムなどが有名で
県外の方も知っている方
多いのではないでしょうか?

そんな大町市で行われている
北アルプス国際芸術祭に行ってきました!

※北アルプス国際芸術祭とは?
公式ホームページ


2014年の
『信濃大町2014 −食とアートの回廊−』
を前身として始まった芸術祭で
2017年に第一回目が開催されました。

「行政がまちおこしのために始めた?」
と思いきや、
実は市民団体が立ち上がり始まったものだそうです。
「大町の魅力を県外の人にも知ってほしい!」
そう考えた市民の皆さんが
瀬戸内などで大きな芸術祭を開催している
北川フラムさんを大町に招いたんです。
そしたら北川さんは大町に魅了され…
「芸術祭やろうぜぇぇ!」


2017年に引き続き
今回もフェスティバルディレクターを
北川フラムさんが務めています。


旅の始まりは
駅前の芸術祭インフォメーション!

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写真で気づかれた方もいるかもですが
なにか後で張り付けられたように
”2021”の文字が…

実は新型コロナウイルスの影響で
2020年開催から一年延期されたのです…。

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(公式ホームページより)

今回は十分に感染対策がなされたうえで
開催されました。

インフォメーションで
検温を済まし
パスポートを購入し
いざ出発!

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パスポートを購入すると
市内に点在する芸術作品鑑賞エリアに
入り放題です!

高校生は1500円
大人は3000円です!
(前売り券の方が
値段は安くてお得です!)


さぁではさっそく作品を見に行きましょう!
(僕が観覧した順に書いていくので
 作品番号順ではありません!)


現代アート×廃校舎

やってきたのは
市街地エリア
かつてここは
塩の道千国街道の宿場町として栄え
当時の趣深い街並みが残っています。

はじめに訪れたのは
大町北高校
作品は⑨~⑫までの四作品が
観覧できます。

実は大町北高校は
すでに統合により廃校になっています。
教室と現代アートが共存する景色を見られます。


⑨ウォーターランド~小さな大町~

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一階には二つの作品があります。
一つ目はこちらの
ウォーターランドです!

『川を走らせ水の回廊をつくり
その周りには
山々、森、噴水、滝、船、水車、建物』
作品が小さな大町の町並みを表している
といいます。

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子ども達が楽しそうに遊んでいる姿が
多く見られましたねー。
あっ、もちろん
全力ではしゃぐ大人の姿もありましたよ(笑

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こんな風に、船を水に滑らせて
遊ぶことができる体験型の作品です。

美しい水が流れる川を中心に
発達するカラフルなまち…

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大町の魅力を楽しく感じられる
そんな作品のように感じました。



⑩今日までの大町の話

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部屋の壁に付けられた四角い物体…
何だろうかと
四角い物体の中身を覗くと…

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貝山トレッキング


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誕生日のあとの森


なるほど…
一つ一つの物語がある。

確かに誕生日のあとって
何本もろうそく余りますよね…(笑
それを森にみたてるとは…
なるほど。

こんな作品がたくさんありますので
ぜひ、一つ一つじっくり見てみては?
僕は30分ぐらいここにいました(笑



さらにこんな企画もやっているそうで

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実際に、子どもが作った作品も
展示されていました。
個性が出ているとはこのことかと思うほど
四角い物体は十人十色でした。

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さぁ、二階へ上がりましょうか!

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⑪OROCHI(大蛇)

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教室に蔓延る”OROCHI”
グネグネしているこれは何なのか
近くでよーくみてみてください。

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もうわかりましたね?
『紙』です。

日本文化を発信し続ける
折り紙作家さんの作品です。

『コイル折り』
『ユニット折り』
『無限折り』
一枚の紙を様々な技法で折ってゆくと
生命が宿るのでしょう…。

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ほんと、生きてるみたい…。
『大蛇』という言葉が
ほんとに似合う作品のように
感じました。

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中央には、絡み合う大蛇の姿が…

ここも教室の一部…
でも、
神秘的な雰囲気が
そこにはありました…。

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さて高校内の作品もあと一つ!
見に行きましょう!!



⑫自然の美しさと調和

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こちらは
グアテマラ出身の作家による
絵画作品でした。

マヤ文明の伝統的な絵画技法で
北アルプスの美しい自然を描いたという。

あまり写真を出すと
実際行ったときに楽しめないので
出しませんが、
圧巻の絵画作品でした。

日本にはあまり見られない
独特の色使いにも
注目です!!



さて北高校はこれで終わりです。
今度は
商店街に点在する作品を目指し
歩き出します。


「あれ今どこだっけ」

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なんて公式ガイドブックを
開いては閉じ
開いては閉じ
繰り返しながら歩いていきます。

本当に
まちに溶け込んでいるので
分かりにくいところがあるかもしれませんが
必ず、水色の旗が立っているし
係りの方もいるので安心してください。




そしてたどり着いたのは…倉?

現代アート×まち


⑧水と光

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「え、この中に作品が??」
恐る恐る覗くと、

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おぉ、コメの写真が!!

この作品の作家さんは
アフリカの喜望峰から
4.5万キロに及ぶ自転車の旅をした方です。


自らの故郷へ帰る旅だった。

として、大町で稲作を始めたんだそう。
田んぼのとそこに降り注ぎ反射する
その美しさを表した写真が展示されていました。


「え、二階もあるんですか?」

急な階段をのぼると…

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今度は大町を流れる
清き水の写真がありました。

この反対側には
プロジェクターで
映像も流れていて、
なんか…
心が浄化される感じです…。


「さ、降りるか」

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って下を見るとこの角度である…
みなさまお気をつけて。




倉を出て、また作品を探す旅へと出ます。
ちょっと迷いましたが
結構、芸術祭参加者がいたので
人についていけば大丈夫です!!
ついていった結果
ありましたよ、作品が!


⑦Water Trip

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入り口から
水の世界は始まっていました。

水を
シャカシャカしたビニールで
表現しているんですね。

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部屋全体がこのビニールに覆われ
すごく新鮮な感じ…

実際に
水が垂れているところもあるんですよ!

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実はこの作品は
「環境問題」にも注目した作品なんです。
プラスチックごみが世界中で大問題…
「自然と人工物」をテーマに
自然と環境汚染の対比
を考えさせる作品でした。

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全体としては狭い空間なんですが
スピリチュアルといいますか
幻想的といいますか
マイナスイオンを感じるというか…

僕の中ではお気に入りの作品です!




今回はここまで!
さぁ次回は商店街を目指します!
次回もぜひご覧ください!


林充希でした!

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#大町市 #長野県  
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#芸術 #アート #高校生


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