みつる

博士(工学)は本当です。

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最近の記事

本が届いたらしい

数日前にバリューブックスの買い取りサービスを初めて使ってみたが、売るための箱詰めして送った本が先方に届いたらしい。査定が楽しみだ。

    • バリューブックスで売ってみた

       僕は家を建てるときに、妻の許しを得て、自分の部屋を作り壁の一面を本棚にするという、割と贅沢なことをさせてもらった。それでもほんの置き場がなくなって溢れ出してしまったので、本を売ろうと決意し、この度初めてバリューブックスさんへ買い取りをお願いした。  売る本を選別することができず、本当に最小限の、もう二度と開くことはないだろうという本だけを箱に詰めて送り出した。いくらで売れたかはまた後日。

      • コードブレーカーを読んだ

         タイトルの通り。感想を素直に書くと恐ろしく長くなってしまう。もしいまこの時代に自分が30歳若く生まれて、この本と出会っていたら、遺伝子工学に進んだかもしれない。  遺伝子を編集するというエキサイティングな技術の面白さ。アカデミックとビジネスの境界が目の前で消えていく時代の変化。エゴ剥き出しで競争する研究者たち。さらに新型コロナウイルスとの戦い。どれをとっても興奮しかない。  コロナワクチンがいかにチャレンジングな試みだったかも良く分かった。あの短期間でワクチンを実用化できた

        • 積読がひどいことになってきた

          忙しいときほどストレスがたまり現実から逃避したいので本を買ってしまう。読むスピードより買うスピードが早いので本がどんどん積み上がっていく。読みたい。今はひたすらインプットに逃げたい。家族と団らんする暇があったら積み上がった本を読みたい。でも1日20分くらいしか読書する時間がない。学生時代は目が開いている間ずっと本を読んでいることができたのに。そんな時間はもう来ないのだろうか。

        本が届いたらしい

          ありのままで

           昨日は午前中に息子とシン・仮面ライダーを観たあと、午後は午後で2歳半の娘に付き合って「アナと雪の女王」のDVDを観た。あの有名な歌は聞き覚えていたものの、どんな話かは全く知らずにいたのだが、知らぬ間に娘のお気に入りになっており、休みなら一緒に観なさいよという妻の命令によって映画のハシゴ状態となってしまった。  ぼくはミュージカルが好きで、新婚旅行もブロードウェイで美女と野獣を観たりした。ディズニーアニメもそれなりに観ているが、まさかあの歌があんな序盤に出てくるとは思わなか

          ありのままで

          シン・仮面ライダー

          仕事が休みだったので、息子と二人で映画を見てきた。漫画原作の世界観をある程度理解していれば、非常によくできた作品だったと思う。仮面ライダーが、自分の手をショッカーの血で汚すことに罪悪感を覚えつつも、自らの信じるところを守るためには戦わなければならないという葛藤は、仮面ライダーの本質であると言って良いと思う。 それはともかく、浜辺美波はやはりスクリーン映えするのである。屍人荘の殺人でも光っていたが、今回もとても良かった。

          シン・仮面ライダー

          月は無慈悲な夜の女王

          「月は無慈悲な夜の女王」を読んだ。 植民地状態の月が独立戦争を仕掛けるという状況設定が素敵だ。 意識のある計算機という設定も作者の慧眼が光る。 月世界における多様性の受容の仕方も時代をかなり先取りしている感がある。 こうしてみると、非常によくできた作品だ。 SFは「これから何が起こるかを知るための教養」であるという主張の強力な拠り所として本作を推すことができるだろう。

          月は無慈悲な夜の女王

          自力で解きたい問題の答え

          昨日の日記に答えを載せ忘れた。 a,b,c は3つの果物のうちのどれがどれでも良いのだけど; a = 154476802108746166441951315019919837485664325669565431700026634898253202035277999, b = 36875131794129999827197811565225474825492979968971970996283137471637224634055579, c = 43736126779286

          自力で解きたい問題の答え

          自力で解きたい問題

          数年前からなんとか自力で解きたいと思っている問題がある。時間のあるときに調べていて、楕円曲線の基本的なことはどうにか理解したつもりになりつつも、まだまだ先が長い問題がこちら。 ぜひ皆さん考えてみてください。ぼくはいつか、高校数学が分かる人なら理解できるレベルまで噛み砕いた解説を書きたいと思っています。

          自力で解きたい問題

          アメリカの皇帝

           ここ数日、ぼくが非常に関心を持っている人物がいる。それがジョシュア・エイブラハム・ノートン、通称ノートン皇帝。最初で最後のアメリカ合衆国皇帝である。  とにかく興味が尽きない。言ってしまえば”自称”皇帝に過ぎないのだが、市民がそれを受け入れ、彼に一定の敬意を払っていたという事実が素晴らしい。伝えられるところから思うに、それはひとえに彼の人柄の賜物である。しかしこんなワケのわからないおっさんを、温かく受け入れた、ほほえましい時代があったのだということが、なにか大切なことを示

          アメリカの皇帝

          三日坊主の三日目

          当面は本当にただ普通に日記を書くことが目標である。誰にとってもなんの情報価値もない、個人的な日記。ゆくゆくは何かしらのテーマに沿ったことを書きたいし、書くときはある程度の深さまでは調査なり考察をした、意味のあることを書きたい。 しかし、それは今のぼくが語るには大きすぎる構想、おこがましい野望だ。まずは最初の一歩として、毎日書くという作業をすることから始めなければならない。なぜなら、ぼくはどんな日記もブログも3日以上は続かないからだ。 今日の日記は、そんな三日坊主の三日目の

          三日坊主の三日目

          みんなが手話で話した島

          今日、とても興味深い話を聞いた。マーサーズ・ヴィンヤード島はアメリカ、ボストンの南にある島。そこではイギリスからの移住者の遺伝的な影響で、先天的に耳の不自由な子供が生まれる割合が高かった。そこでは耳の聞こえない人は社会的弱者ではなく、むしろ社会の中核として島の経済活動に関与していた。社会が彼らに適応し、健聴者も含めてコミュニティ全体が手話で意思疎通をしていた。そんな島が20世紀まで実在したという。こんな素晴らしい話を今日まで知らなかったとは恥ずかしい。 この本、未読だがぜひ

          みんなが手話で話した島

          幸せの4要素(BIG4)

          こんにちは、みつるです。今日から日記を書くことにしました。 エリック・パーカー著「残酷すぎる成功法則」によれば、私達の幸福の測定基準として少なくとも以下の4つの要素が必要だそうです。 幸福感 人生から喜びと満足感を得ていること 達成感 何らかの業績でほかに抜きんでていること 存在意義 身近な人々にポジティブな影響を及ぼしていること 育成 自分の価値観や業績によって、誰かの未来の成功を助けていること 幸福の測定要素に幸福感が挙げられていることが気になりますが、それは

          幸せの4要素(BIG4)