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【全市区町村めぐる旅】1日目、圧巻の仏の間(福井県福井市〜池田町)

こんにちは!みとりっぷです!

今回はついに始まった全市区町村めぐる旅

この話をします!

全市区町村めぐる旅とは?

全市区町村めぐる旅とは、読んで字の如く。日本に存在する1898の市区町村すべてをめぐる。

大きなルールとしては1つ。1898全部行くだけ。東京23区はもちろん、政令指定都市の行政区(例えば横浜市神奈川区、大阪市浪速区、福岡市博多区など)もふくめてすべてだ。

さらに詳しいルールは下の記事を見て欲しい。

あとは、YouTubeのチャンネル登録をしてほしい。チャンネル登録と再生数に応じて、ご当地グルメや観光に使うお金が増えるしくみになっているのだ。

1.福井城跡(福井市)

記念すべき1つめ、福井県福井市。ここをはじまりの場所に選んだ理由はただひとつ。いま、福井県民だから

ちなみにぼくは今社会人1年目。しがない会社員としてせっせと、息抜き多めに仕事をしている。

つまり、仕事をしながらの旅になるため、基本旅ができるのは休日だけ。なので、ひとまず今いる拠点から行けるところをつぶすことにした。

おいおい、仕事もやめないといけないなぁ。どう考えたって、今のままじゃこの旅のゴールは見えない。正直、自治体として独立している離島だけだとしても、相当時間がかかる。


それはおいといて、福井県は、9の市と8の町からなる県。大きく中部地方に属していて、もう少し細かい北陸地方では、最も人口がすくない県

カギみたいな形の福井県。ざっくり、手で持つほうが嶺北地方シリンダーを回すほうが嶺南地方とよばれる。

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今はもう天守のすがたはないが、紛れもなく福井城。もともとは北ノ庄と呼ばれていたが、北は敗北を連想させるという理由から”福の居る”ということで福居城と改めた。これが福井県の名前の由来


江戸時代に家康の次男が結城松平家として居城したところで、周辺は城下町。かなり栄えていたらしい。今は微妙だけど。

1669年に天守などが焼失。今では県庁が置かれている。

ちなみに、1940年代に福井はとんでもない時代を過ごした。福井大空襲、福井大地震、九頭竜川の決壊。これらのおかげで、人口が引くほど少なくなってしまった。


が、今では当時の倍以上の人口を抱えている。北陸一少ないのに、なんかちょっとおもしろい。

このことから、不死鳥のまちなんて言われることもある。

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2.東尋坊(坂井市)

2つめのまちは坂井市。福井市のひとつ北側、海のあるまち。

ここで訪れたのは東尋坊。これは言わずと知れた福井の代名詞のひとつ。

ほかには、永平寺恐竜博物館かなあ。

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東尋坊とは、柱状節理という特殊な地形。これ自体は日本にもたくさんあるものの、これだけデカいのはない。世界でも3本の指には入るほどにヤバい場所。

柱状節理とは、めっちゃくちゃ昔のマグマが地表に出てきて冷え固まったもの。たしかに柱みたいなのはつんつんしている

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個人的には東尋坊は結構スキで、5回目くらい。そのくせ冬に来たことはなかったからびっくりしたことがひとつある。


白波やばすぎ。


こわい。普通にこわい。春とか夏ならおだやかなのに、容赦なくザブザブしてる。やば!

人が歩いていける範囲にも大波小波。あんなとこあるっていったら飲まれちまうわ


んで、東尋坊というのはもともとお坊さんの名前。東尋坊と真柄覚念とふたりがあや姫をめぐり三角関係に。覚念は後に訪れる平泉寺のひと。

平泉寺の僧兵がここで酒盛りをして、東尋坊を酔わせて突き落とした。頭おかしいやろ普通に笑


以来49日海はおおしけ。それからここは東尋坊と呼ばれるようになって、有数の自殺スポットでもある。

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写真奥に見えるのは雄島という島。東尋坊のクルーズ船で見に行けるし、徒歩でも渡れる。

ただ、ここには言い伝えがある。時計回りにまわらないと死ぬらしい。


まあ、当然迷信だけどね。


去年の秋、リョーマくんという日本一周してる人を泊めたことがある。彼はそれを知らずに雄島を逆走したらしい。笑

でも全然生きてるし日本一周も達成したし、迷信なんだなあ。


リョーマくんは、

たしかにみんな逆から来てた!

って言ってたし、わりとみんな信じてるんだろうなあ。

3.芦湯(あわら市)

3つめはさらに北上して、あわら市へ。

あわらは温泉が有名。関西の奥座敷なんて呼ばれるあわら温泉がある。


私鉄のえちぜん鉄道・あわら湯のまち駅の前には芦湯がある。足湯ね。

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これがめっちゃくちゃよくてさ~。笑

東尋坊は冬ってこともあってバカみたいに強風。道服(松尾芭蕉の格好)なんて着てるもんだから、笠が吹き飛ばされるし、ただただ寒かった。


そこに芦湯。我ながらステキな計画を立てるもんだな。うんうん。


ここは無料。朝7時から夜の11時まで浸かれるとんでもない足湯。

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中は結構広くて、浴槽?も5つくらいある。みんなで入れるね。人ほぼいなかったけど。


ちょうど熱くて、でも慣れると離れられない

この旅ではなるべく急ぎたくないから、できる限り計画は行くところだけ。時間は考えずにいけるだけ行ってる。


それもあってゆっくりして、ポカポカして後にする。館内のテレビが延々あわらのPRをする。

はいはい、なにもなかった所に灌漑工事の最中に見つかったのね。ここはぜひ、無料だし行ってほしいですな。

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4.吉峰寺(永平寺町)

さて、身体も温まったところで次の町へ。

目的地は永平寺町。まごうことなく、永平寺のあるまち。

だけど、この旅で永平寺には行かないことにした


特に理由はないものの、強いて言うならおくのほそ道で永平寺に行ったから。

動画にもおさめたし、どうせなら行ったことがないところにいきたい。

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道中の橋。雪景色がキレイ。

川の水も透明。永平寺町ではアユ獲りが盛んだから、この川でもアユ獲ったりするのかな。

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ついた。けど。笑


雪がひどくて行けない


ふもとのところに40cmくらい積もってる。入れるわけない。今履いてるの雪駄だし。1歩目から足に雪がへばりついて離れなくなるのは目に見えてる。

芦湯に行った意味が無くなるので断念。


ここは、永平寺の開祖が永平寺を開く前に2年間修行したところ

聖地に行くことは叶わずか~と思っていたら、上から人が降りてくるではないか!


よくわからんが、雪の装備がガチなことだけはわかった。なんかソリみないな靴も履いてる。

当然断念して、ふわふわの雪と遊んで退散した。

5.清大寺(勝山市)

いよいよ勝山市へ。

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勝山はかなり山の方。永平寺町もしかりだが、雪がどんどん深くなる。


ここで訪れるのは清大寺。越前大仏って言うほうがわかりやすいかもしれませんね。

ここはなにを隠そう日本一大きい大仏があるところ。それ奈良じゃね?とか飛んできそうですが、福井です。紛れもなく。


でも、日本一といってもいろいろあるのは事実。ここの大仏は建物内にある座像として日本最大のものです。

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参道がカッコいい。ここからが楽しみになる!

土曜日で天気も良いのに、人はほとんどいませんでした。直前にいたレンタカーで来てたカップルだけ。変だなぁ。

拝観料:500円

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いやあ、立派だ。かっこよすぎ。

べつにこんな建物がスキ!とかではないのに、すごく惹かれる

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そして中まで入ると…デカいな。

それもそのはず。日本一だからね。ちなみに高さ17m。そりゃデカい。


ここは1987年、勝山の実業家多田清が私財で建てたもの。

自分のお金でこれはバケモンだな。すごすぎる。

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部屋のなかにはおびただしい数の仏。そして鳴り響くお経。

なぜか不気味に感じないことが気味悪い。なんか神聖な気がしてくる。

5-2.平泉寺白山神社(勝山市)

つづいて平泉寺白山神社へ。まだ勝山市、この旅ではじめて、1つの自治体で2つ以上スポットを巡るのだ。

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道中に勝山城。たしかに越前大仏のところでポスターが出てたなぁ。結構立派。逆光だけど笑


特に足を止めることはなく、平泉寺へ。

ついたけど…

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また行けない。雪ひどくて草

こっちのがひどいな。60cmくらい積もってる。


だめか~と雪で遊んでいると、奥からカップルが。


長靴で挑戦していて、そりゃそうだといったところ。

こっちはあからさまに変な格好なのにめちゃくちゃ気さくに話しかけてもらえて、雪の装備が借りられることを教えてくれた。

まあ、借りても行かないんですが笑


ありがとうございます!とだけ伝えて、また少しだけ雪で遊んで帰ることに。

ちなみに、後々上がるYouTubeの動画ではここは全カットです。笑

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帰ろうと思ったら自販機が。と、その隣に東尋坊跡?!

これの真相はわからず。でも、東尋坊で書いたように真柄覚念はここにいたわけで、それにまつわる話があるんだろうなぁ。

結構気になる。

6.九頭竜湖(大野市)

ということで気を取り直して大野へ向かった。

大野市は県内最大のまちで、実に福井県の1/5を占める


勝山は隣だというのに、九頭竜湖まで1時間以上かかった。

ここはもう岐阜手前なので、仕方ないかな。

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やっとこ九頭竜湖へ。道中しばらくキレイだったけど、ここもかなり美しい。

この九頭竜湖は人造湖。秋になるとツーリングスポットに変わる。今はそれが過ぎて、バイクなんて危なくて走りたくないくらいの雪道が永遠に続く。

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このオレンジのかわいい橋は箱ヶ瀬橋。今年の記録的な大雪のおかげで橋は渡れず。


だとしても、道中のキレイな雪景色で帳消し。どころか良い気分。

水墨画だなあ。白黒じゃないのに白黒に見えるもんね。

7.須波阿須疑神社(池田町)

いよいよ1日目最後、池田町は須波阿須疑神社へ。

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ここは池田を守る神社。堂々としたな雰囲気が流れる。

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こま犬も雪をかぶって寒そうに…

大野の雪は覚悟してたけど、池田のほうがひどいとは。

確かにここも雪深い地域だけど、こんなにとは!びっくら

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ここはおよそ500年前に建てられたところで、北陸一の大杉があるとの噂。

でも、雪で途中進めず。結局わからずじまいだった。無念!


池田は能のまちとして有名で、お堂?のなかにも能面が飾ってあった。

他にこのまちには、福井で唯一日本の滝百選に選ばれた龍双ヶ滝や、本州唯一のかずら橋なんかがある。

ただ、冬は通行止め。雪がなあ。

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もうひとつの池田のシンボルがこのトトロ。

この日は雪が積もって目隠しされてる笑

1日目まとめ

観光残高:2600円

今日めぐった市区町村:7

今までめぐった市区町村:7

全制覇した都道府県:0

旅の達成率:0.3688%

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